おつかれさん ページ33
A「こんな感じでしたよ。終わりです。｣
Aは話終えると、疲れたようにソファの背もたれにもたれた。
相澤は考え込むような表情をしている。
相「聞きたい事はたくさんあるのだが……まずは、謝らなくてはならないな。本当にすまなかった。喫茶店の時に気づいていれば…。」
A「いやいや、気づいていたとしても、服のチョーカーには発信機が付いていたのですから、すぐに捕まりますよ。だから、謝らなくていいですよ。」
相澤はAの言葉に「そうか……」と少し安心したように呟いた。
Aの誘拐事件はもしかしたら、相澤にとって大きな
本当は、私が謝らないといけないのにな…。
Aがそんな事を考えていると
相澤は話をメモしていたのか、聞きたい事をメモしたところを探すように紙の上で指を滑らす。
相「あぁ、そうだ。お前、『身体の年齢を止められた』っつってたな。」
A「言いましたね。だから私、ピチピチの15歳ですよ。“身体は”ですけど。」
『身体』を強調するA。精神的には18歳だと主張したいのか。
相澤はそれにクスッと笑った。
それから、相澤の質問は続く。
個性の事
生活の事
ヴィラン側の人間の事
拠点の事
などなどだ。
質問を一通り終えると、相澤はふぅ…と息をついた。
相「そういえば、雨宮、今ひとりで住んでいるのか？」
A「そうなりますね。それがどうしましたか？」
相澤はそうか……と言うと、衝撃の提案をしてきた。
相「いつ、ヴィランに狙われるかわかんねぇし、俺んとこ住むか。俺と一緒に住む事になるが。その方が安心だろ。」
A「は？いやいやいや！ね！先生、今何言ってるのか自分でわかってますか!?」
相「わかってる。分かってるからこその提案だ。別に襲おうとか考えてねぇよ。」
相澤はため息をつく。Aは「それは当たり前です！犯罪ですからね！」と声を荒らげる。
相「お前なぁ…。1人で住んで、また攫われたらどうするんだ。それだったらプロヒーローである俺と住んだ方が安全だろう。しかも、学校から徒歩10分だ。遠くはないだろ。どうだ？」
A「…わかりました。住みましょう。その代わり、食費とか払えませんからね!?」
相「子供から食費やら取るつもりねぇわ！」
話が終わったのでAは相澤から合鍵を受け取り「気を付けて帰れよ」と学校から追い出された。
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艶音(・∀・ )(プロフ) - リリィさん» ご報告ありがとうございます！確認したところ、非公開状態になってましたので、直しました。確認不足でしたすみません<(_ _*)> (2016年7月31日 13時) (
レス) id: 2942539b7c (このIDを非表示/違反報告)
リリィ(プロフ) - ツライツライ過去のお話part12がないのご存知ですか…？ (2016年7月31日 13時) (レス) id: ba93ef5157 (このIDを非表示/違反報告)
浅葱(プロフ) - 艶音(・∀・ )さん» しがらっきーて可愛いですね!!そういうことだったんですね!!これからも読ませていただきます!!!!!!!! (2016年7月24日 21時) (レス) id: c0c46e1502 (このIDを非表示/違反報告)
艶音(・∀・ )(プロフ) - 浅葱さん» ありがとうございます！しがらっきーの一人称は３年前(夢主ちゃんが逃げ出すぐらい)まで、僕っていう設定にしてます！(精一杯の言い訳)まぁ、その話はのちのち登場させていきたいです。分かりにくくてすみません。ご指摘サンキューです笑（*＾＾*) (2016年7月24日 16時) (レス) id: 2942539b7c (このIDを非表示/違反報告)
浅葱(プロフ) - めっちゃ面白いです!!!!!!!!あの、死柄木の一人称は俺ですよ!! (2016年7月24日 16時) (レス) id: c0c46e1502 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：艶音(・∀・ ) | 作成日時：2016年7月9日 17時
