ツライツライ過去のお話 part5 ページ15
騎馬戦で、上位４位以内のチームが本戦に挑める訳で、1位のAのチーム、2位の彩のチームとその他のチームでくじを引いた。
『試合組分けはこんな感じよ！』
モニターにくじで決まった組分けが表示される。
A「決勝まで、彩とはぶつからないわけか。」
彩「そだねー。まぁ、まずは決勝まで勝ち上がることだね！」
「頑張ろー！」と拳を握る彩。気合い充分だ。
Aの最初の相手は普通科の生徒。
A「余裕。ま、決勝で。」
Aと彩は二カッと笑いあった。
『第1回戦続いては！青髪の狼か!?狙った獲物は逃がさねぇ！1位、2位と上位通過！Ａ組 雨宮A！
そして、普通科にして３位チームリーダー！Ｄ組 煙谷(けむりだに)幽！』
大袈裟な紹介がされ、試合がスタートする。
煙「Ａ組だからって調子のんじゃねぇぞ！どうせほとんど除籍にされた無能クラスのくせに！」
煙谷がそう叫ぶと、ふわりと姿を消す。
透明化か？それとも、煙？
A「まぁ、どっちでもいい。その口、一生開けなくしてやるよ……!!!」
苛立ちに任せ、言葉を放ったと同時にフィールドがキラリと光った。
煙「いってぇ！んだこれ！糸ぉ!?」
『ま、眩しい！これなんだぁ!?糸!?光が反射して!!!』
A「……そこか。｣
Aが小さく呟くと一点に糸を集中させる。
ギチリと音がして、煙の悲鳴が響き渡った。
A「煙谷だっけ？私にそんな口叩くんだったら、もっと手応えなくちゃぁね？」
煙「ひっ、ひぃ……！」
Aは微笑むが、口調は冷たく、低い。
煙谷は恐怖で、個性を解いた。
そこには、糸で何重にも巻かれた煙谷。まるで、蜘蛛の餌食になった虫のようだった。
A「訂正しろよな。最初の言葉。」
そう言うと、糸を操り煙谷をそのまま場外に持っていった。
当の煙谷は、恐怖で震え上がり全く動けなくなっていた。
ミ「煙谷くん、場外！よって雨宮さんの勝利！」
ミッドナイトがムチを打ちながら、叫んだ。
A「糸、切るから待って。」
Aは、ホオジロザメの歯を爪に発現させ
煙谷の身体の糸を簡単にちぎる。
煙「もう、言わないから、許して……」
煙谷はすっかり萎縮してしまい、試合時の強気さはない。
A「別に、怒ってないし。」
Aはすぐにその場を離れ、席に戻った。
その後、彩も2回戦に進み、2回戦、3回戦とどちらも勝ち進んだ。
『決勝ー！どちらも、中々の実力者！さぁ、どうなるのか!!!』
遂に決勝戦が始まった___。
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艶音(・∀・ )(プロフ) - リリィさん» ご報告ありがとうございます！確認したところ、非公開状態になってましたので、直しました。確認不足でしたすみません<(_ _*)> (2016年7月31日 13時) (
レス) id: 2942539b7c (このIDを非表示/違反報告)
リリィ(プロフ) - ツライツライ過去のお話part12がないのご存知ですか…？ (2016年7月31日 13時) (レス) id: ba93ef5157 (このIDを非表示/違反報告)
浅葱(プロフ) - 艶音(・∀・ )さん» しがらっきーて可愛いですね!!そういうことだったんですね!!これからも読ませていただきます!!!!!!!! (2016年7月24日 21時) (レス) id: c0c46e1502 (このIDを非表示/違反報告)
艶音(・∀・ )(プロフ) - 浅葱さん» ありがとうございます！しがらっきーの一人称は３年前(夢主ちゃんが逃げ出すぐらい)まで、僕っていう設定にしてます！(精一杯の言い訳)まぁ、その話はのちのち登場させていきたいです。分かりにくくてすみません。ご指摘サンキューです笑（*＾＾*) (2016年7月24日 16時) (レス) id: 2942539b7c (このIDを非表示/違反報告)
浅葱(プロフ) - めっちゃ面白いです!!!!!!!!あの、死柄木の一人称は俺ですよ!! (2016年7月24日 16時) (レス) id: c0c46e1502 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：艶音(・∀・ ) | 作成日時：2016年7月9日 17時
