今日:4 hit、昨日:2 hit、合計:9,092 hit
小｜中｜大
memory...6 ページ7
Sside
あの喫茶店に行った夜のこと
あのマスターは少し不思議な感じの人だった
初めて会ったはずなのにどこか懐かしいようで
紅茶の横に何故かハチミツを添えてくれて
なんで俺の好み知ってたんだろう？
元々あの店はそうなのだろうか？
思い出してみると様々な疑問が頭に浮かんできた
そしてもう一つ。
あの紅茶の横に添えられていたハチミツ
ティーカップの隣にちゃんと添えられてたのに
どこか切ない感じがして
何故か胸の奥の何かが扉を開けようとしてる気がして
あの人は俺のことを知っているのだろうか？
それならばあの年月の間何があったのかも知っているのだろうか？
聞いてみるか？
いや人違いなら恥ずかしすぎるだろ
そんなこんなでやっぱり聞かないことにした
でも美味しかったからまた行ってみよう
そう思った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 53人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まかろん | 作成日時：2018年3月28日 15時
