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memory...2 ページ3
Nside
また1日が始まる
いつもと変わらぬ1日
注文を聞いてそれを作って出す
たまに喋る
ただそれだけ
レトロな店の造りの隅にぽつんといる「それ」
俺にとって
すごく甘くて
すごく苦くて
すっごく幸せで
すっごく泣きたくなる
そんな思いが詰まった一つの瓶
中身こそ食べてしまったけれど
俺の想いはあの日からずっーとずーっと
あの瓶のように閉じ込められたまま
…きっと一生
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作者名：まかろん | 作成日時：2018年3月28日 15時
