紅茶とハチミツと。 (ページ16)

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Sside

今日は休日…だが俺は悲しくHomeworkである

宿題ではない
文字通り一人寂しく家で仕事である

そして暑い

集中出来ない

どこか落ち着ける所…集中して出来るところ…

そうだ前雅紀に連れていってもらったところに行こう

あそこなら落ち着ける

それに、少し二宮さんのことが気になる

和「いらっしゃいませあっ櫻井さんまたいらしてくれたんですね」

二宮さんだ

翔「こんにちはどうも家では仕事に集中出来なくて集中出来るところって考えたらここを思い出しまして」

和「そうだったんですか！休日もお仕事お疲れ様です飲み物は何になさいますか？」

翔「前回と同じものを頼みます」

和「かしこまりました」

二宮さんはカウンターに戻っていった

懐かしい

直感的に思った

あの表情声仕草猫背

どこかで見たような

心の奥の扉が開きかけているような

やはり彼は過去の知り合いなのだろうか

やっぱり聞いてみよう

翔「あの、二宮さん！」

和「はい？」

翔「僕二宮さんと以前どこかでお会いしてましたか？」

和「え、なんでですか？」

翔「なんか二宮さんがなぜかよく分からないけど懐かしい気がして」

和「そ、そうですか
でも人違いだと思います
僕よく言われるんですよねなんか懐かしい顔してるって」

翔「あ、そうですかすいません僕まぁ色々ありまして過去の記憶が少し曖昧な時期があるんです」

和「そうなんですねあっ、すいません早く飲み物お出ししないとですね！」

なんか焦ったように二宮さんは店の奥に入っていった