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memory...14 ページ15
Nside
和「今日の話はこれまで」
雅「えーなんで気になるじゃん」
和「まだ長くなるの、それに相葉さん長い話聞くと寝るでしょ」
雅「いや寝てないし！むしろ気になるし！」
和「いいからいいからまた今度」
雅「わかったよ〜次絶対だからね！約束だからね！」
和「はいはいわかってますって」
雅「じゃーねー」
相葉さんが帰っていった
帰ってくれてよかった
そう思った
辛かった
だいたいの人はきっと昔の思い出を懐かしいななんて言って笑いながら話すのだろう
けど俺は違う
辛い
楽しかったけど辛いんだ
思い出を思い出したり話したりする度に罪の証がどんどん明確に突きつけられているようで
なぜもっと早く素直にならなかったのだろう
なぜ無理やり離れたりなんかしたんだろう
そんな後悔の念が頭の中をぐるぐる回って涙となって零れてくる
あーあ俺なんか泣く資格さえないだろうに
そう思っても涙は止めどなく溢れてきた
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作者名：まかろん | 作成日時：2018年3月28日 15時
