大切な人。2nd (ページ9)

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＃54 ページ9

リビングに下りると、

祐基「もうまいたちおそーい！！」

晃一「腹ペコや！」

まい「ごめんね、、」

海「よし、全員揃ったな！いただきまーす！」

『いただきまーす！』

そう言ってご飯を食べ始めたけど、なんだか視線が…

と前を見ると稜雅が何か言いたそうにジーっと見ている。
あえて私は目をそらす、、

太陽「稜雅なんでそんなまいの事見とるん？なんかあったん？」

稜雅「いや！、だってさ！まいと拓弥や、」

『ﾄﾞﾝ』

稜雅「痛っってぇ！！…なんにもありません。。」

稜雅が昨日の事を話そうとした時、拓弥が稜雅の足を思いっきり踏みつけた、、。
いわゆる言うな…と言うことだ、

海「なんだよ！まいと拓弥がどうしたんだよ！」

稜雅「なんでもございません。。」

佑亮「え～気になる～！」

拓弥「ご飯冷めるぞ。早く食え、」

晃一「なんやタクちゃんケチやなぁ～」

と何とかこの話題は流すことができた、、

でも逆にここで話を止める方が怪しくなるよね…

晃一「そうや、まい大学やろ？」

まい「あ、、うん。」

佑亮「そっか！こーちゃん今日大事なテストがあるもんね！！」

晃一「やから仕事休ませてもらうな、、！」

佑亮「おっけい～！頑張ってね！」

晃一「おう！まい、ほんまに食べるのおそいなぁ～笑」

まい「晃一が早すぎるだけ！」

そう言って残ってるご飯を口に詰め込んだ。