大切な人。2nd (ページ7)

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＃52 ページ7

海「はぁ～お風呂気持ちよかった～」

稜雅「海どんだけ風呂入ってたんだよ！笑」

海「そんなに入ってた？」

稜雅「もう俺とまい以外寝たわ！」

海「まじかよ笑」

稜雅「さ、寝るぞ～」

海「まいは寝ないの？」

まい「もうちょっとたったら寝るよ、！」

海「そう、早く寝なよ！」

稜雅「夜更しはほどほどにね☆」

海「おまえに言われたくないだろ！笑」

なんて言いながら２階に上がっていった。

ほんとはまだ少しだけ鳴ってる雷が怖くて自分の部

屋で1人になるのが嫌でずっと起きてた、、

でももうみんな寝ちゃったし、リビングに居ても一

緒だから部屋に行こう…と立ち上がった。

すると２階から誰か降りてきた、、

「やっぱりな、起きてると思ったわー」

まい「え、、なんで？」

少し眠そうな顔をして降りてきたのは拓弥だった。

拓弥「雷。まだ少し鳴ってるから…寝れないんだろ？」

拓弥にはお見通しのようだった。

まい「うん…でももう大丈夫、！！」

拓弥「ふーん、、俺の部屋来る？」

まい「え？？」

拓弥「1人が嫌なら俺の部屋来いよ。」

拓弥がこんなこと言うなんて思ってもみなかったし、部屋だなんて…無理だ。。

まい「いやいや、、大丈夫、！寝れる…」

と言ったけど、もう拓弥にガッチリと腕を捕まれ部屋へ向かっていた…

あっという間に拓弥の部屋に着いた。

拓弥「まいベッド使っていいから、俺ソファーで寝る。」

まい「あ…うん、、」

そう言うと電気が消された。
少しシーンとなってから拓弥が話しはじめた、

拓弥「もう怖くないだろ？」

まい「うん…」

拓弥「ならよかった、」

まい「拓弥、、」

拓弥「ん？」

まい「ありがと…」

拓弥「おう。」

素っ気ない返事だけど、そこに優しさが詰まっていた。

一時たつと、寝息が聞こえてきた、

拓弥寝たんだ、、なんか逆に寝れないなぁ…