大切な人。2nd (ページ5)

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まいside

頭から布団を被ったまま耐えていると、微かに声が聞こえた、

「海？…」

耳を塞いでた手を少しゆるめた、

海「もう入っちゃうよー？？」

そう言われたけど、いつ雷がなるか分かんないから身動きがとれない…

『ガチャ』

海「まい…？」

そう言われてゆっくりと布団が取られた、

目の前には優しく笑う海がいた。

海は私の隣に座り腰あたりに腕を回した、

海「もう大丈夫だよ、」

その言葉と体温の温もりがすごく私を安心させてくれた。

まい「いつも1人で耐えてきたけど、今日は海が来てくれた…、、」

そう言うと海はニコッと笑いながら

海「困った時はお互い様、俺達がまいを守るから！」

と言った、

すごく嬉しかった、今までそんなこと言ってもらったことなかったなぁ…
嬉しくて思わず顔に出てしまったのか、

まい「ありがとう、、笑」

海「あ、まい笑った、笑」

まい「７人いたら心強いね、笑」

海は笑いながら頭を撫でた。

海「みんなリビングにいるから行こ！」

まい「うん、、」

優しく手を握ってくれて、、そのままリビングへ向かった。

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