大切な人。2nd (ページ4)

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＃49 ページ4

海side

家に着くと電気がついてなくて真っ暗だった。

稜雅「暗っ！！」

佑亮「うわ、真っ暗だ…」

拓弥「まいのことだから寝てんじゃない？」

祐基「きっと疲れて寝ちゃってるんだよ、、」

と言いながらリビングの電気をつけた。

海「俺ちょっとまいの様子見てくるわ、」

なんだかやっぱり気になってまいの様子を見に部屋へ行った。

コンコン

海「まいーー、帰ってきたよー、！」

と扉の前で言ってもなんの反応も帰ってこなかった。

海「まいー、寝てるのー？？入っちゃうよー？」

やっぱり返事は帰ってこなかった。

海「もう入っちゃうからー！」

と部屋に入った。

海「まい…？」

ベッドの隅で丸まって布団を被ってるまいを見つけた。

まい「海…」

と震えた小さな声で名前を呼ばれた。

ベッドの近くに行きゆっくりと布団を取ると、体操座りをして耳を塞いだまいがいた、

海「雷が怖かったんだな、、もう大丈夫だよ、みんな帰ってきたから、」

まいは頷くだけだった、

きっと小さい頃からずーっとこうやって1人で我慢してきたんだなぁ…

まいの隣に座り腕を回すと、少し落ち着いたのか話しはじめた。

まい「いつも1人で耐えてきたけど、今日は海が来てくれた…」

海「困った時はお互い様、俺達がまいを守る！」

まい「ありがとう…」

とクスッと笑ってくれた。

海「ほら、みんなもいるからリビング行こ？そっちの方が怖くないでしょ？笑」

そう言うとまいは頷いた。

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