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桐山Side
濱ちゃんは神崎の首元に手を伸ばした。
神崎「ちょっと何…」
濱「あんたは高校のとき、自分と比べて成績も良くて人望も厚い田中と須藤に逆恨みしとった。それで偶然須藤と会ってそれを思い出したんちゃう？自分は俳優の仕事がうまくいかず進学校を卒業したのにただの派遣社員。そのストレスが爆発して、2人を懲らしめようと思った。」
濱ちゃんは神崎の泳いでた目を捕まえた。
神崎「…違う。俺はやってn」
否定する神崎の声を聞く前に、
濱「偶然須藤と会ったとき、須藤の目を盗んで車の鍵をとった。その車を使って、田中を事件現場まで運んだんやろ？」
神崎「……田中が途中で同窓会に向かってないこと気づくでしょ、ありえないって」
神「まぁ、睡眠薬でも飲ませてたんやない？同窓会に行く田中を呼び出してな」
2人によって追い詰められていく神崎。苦し紛れに、また否定しようと口を開く。
神崎「俺は…、殺してなんかない」
濱「いや、」
濱ちゃんは神崎をまっすぐ見据えた。そして、神崎の首元から手を離した。
濱「口は否定してても体は嘘ついてないみたいやで？
.
.
鼓動が速くなってる」
神崎「…！」
体を強ばらせた神崎は、ｶﾞﾀﾘという音と共に崩れ落ちた。張ってた糸が切られるように。
須藤「神崎。」
沈黙を破ったのは、神崎に濡れ衣を着せられていた須藤やった。
須藤「何やってんだよ。俺たちを苦しめて何が変わるんだよ。」
須藤の声からは、怒りが感じられたけど、哀しみもあった。特に熱を帯びてるわけちゃう。やけど神崎の心に語りかけるようやった。
須藤「お前言ってたよな。俳優に挑戦する前。俺は諦めないぞって。」
神崎「……」
須藤「何、逃げてんだよ」
神崎は須藤に目を合わせることもせんで、複雑な表情で天を仰いだ。
視線を感じて、その方に目を向けると、濱ちゃんと目があった。その意を理解した俺は、手錠を取り出そうとしながら、神崎に近づいていった。
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庭の猫 - はまかみが凄くかっこ良かったです!次回の話も気になります!コロナウィルスの影響で大変ですが無理をせず頑張って下さい!応援してます! (2020年4月27日 20時) (
レス) id: cb3f28ed56 (このIDを非表示/違反報告)
庭の猫 - 受験お疲れ様です!これからも更新頑張ってください!応援してます! (2020年3月25日 8時) (レス) id: cb3f28ed56 (このIDを非表示/違反報告)
ふーか。(プロフ) - お話すっっごく面白かったです。 ジャニーズWESTのすが出ていて面白かったので次回の更新待ってます。 (2019年11月8日 6時) (レス) id: 2aef7cd3bd (このIDを非表示/違反報告)
流智LOVE(智洋にデレ期！？) - はじめまして！えっと唐突なんですけど好きです！展開気になります！更新しんどいと思いますが頑張ってください！ (2019年11月6日 18時) (レス) id: db4b56f1e4 (このIDを非表示/違反報告)
庭の猫 - この話、とっても面白いです!何回も読んでます(笑)この先、どのようになるのか……楽しみにしてます!更新頑張って下さい。応援してます! (2019年11月4日 19時) (レス) id: cb3f28ed56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華倶楽部 | 作成日時：2019年10月22日 17時
