【小説版】華夢学園 強化合宿編

34話by神無月渚 ページ34

Ｑ，今のあなたはなんですか？

「ルナは……」

最近、この質問が答えづらくなる。今、ルナは自分の部屋。ちょっと、休ませてもらってる。大変、勝手ながら。

「今のルナは…一体、何になりたかったの……？」

結局、すみれさんには迷惑かけるし。最悪だよね、ルナってば。あんなことして、誰がいい気分になるんだか。質問の答えを優先した結果がこれ。

「答えなんて、必要なかったの？」

えーっと、誰だったっけ？全ての人生には、質問と答えがあるっていったの。ルナにそのことを教えてくれた人、一体誰？思い出せない？思い出したくない？どっち？……どっちでもないか？じゃあ、ルナは何のためにここに来た？

さて、ここで質問。

Ｑ，強くなるためにここに来た。治すためにここに来た。親から逃げるためにここに来た。次のうちどれ？

Ａ，どれも、違う。

……あれ？全部、違う？心の中でできた質問の答えは全て違っていた。どうしてかわかんないけど、とにかくルナの答えは全て違うんだ〜。

なら、次の質…

Ａ，もう、質問なんていらない。

Ａ，ルナは、答えを見つけるために来たんでしょう？

Ａ，だから、この期間に見つけた答えを全てあげる。

……。

…………。

………………。

……………………これがルナが、気づかないうちに見つけてた答え？

ふふっ、なぁんだ〜。こんなことが、答えなの〜？くくっ、おもしろいなぁ〜。ああ、これが答えなのなら伝えに行かないとね〜。あの時みたいな、サプライズで〜。うぬ〜、なら最初に伝えるなら霊ちゃんかな〜。





『ルナが、欲しかった答えは相手を信じること。素の口調は、皆から不思議がられて前の学校では使ってなかった。でも、華夢学園に入学して新しい仲間にあって。2年に上がるころには
元の口調になっていた。それが、答え。もう、とっくの昔に答えはあったのだ。なら、次に望むものは次の自分でしょ？』

「さて、レベルアップしにいこうかな〜」

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厨二病で申し訳ない。過去は、短編集の方で書かせていただきます！
そして。もう、心が強くなるという意味不明な事態が起きてしまったので、
月渚をレベルアップさせます！
というわけで、お次の方繋げてくださいまし〜。

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