29話by東城すみれ ページ29
＿＿＿決着は一瞬で着いた。
実際私には何が起こったかさっぱりわからなかったし、自分の目を信じることなど出来ない。
結城が何か呟いた瞬間。
…体育館の床に穴ができて凛君は落下。
ギリギリのところで結城が凛君のリボンを着けている手を取りリボンを解いた。
そして。
引き上げた途端に穴は塞がっていった。
「はぁ…姉さん」
「なに…」
「華夢の実力もこんなもんか」
「…な、なに言ってんの」
「だってよ、さっきの姉さんの話だと姉さんと引き分けなのって今のところこいつ…凛って奴だけなんだろ？」
結城はとてもつまらなそうに呟いてから私を見た。
「＿＿＿父さんもこの程度なんだな」
黄色のリボンを私に渡して、結城は体育館から出て行った。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「ごめんね、凛君。
あんなにアホな考え持ってるやつだとは思わんかった。
怪我は無い？」
まだ、床に座り込んだままの凛君に手を伸ばし立ち上がるように促す。
「あ…ああ」
「似てないでしょ？私と結城。
ああ見えてポケットにはいつも飴いれてるような奴なんだけどねぇ…」
華夢の生徒とは違う系統の魔法。
鈴夢の方針と華夢の方針は全然違う。
…ああ、結城にあんなこと言われたら。
この合宿でみんなの実力上げないと。
そのためには、最初に。
私を戦闘中に一歩でも足を動かさせることを達成してよ。
…とっても楽しみ。
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ねこうさぎ(プロフ) - 更新しました。あと、話数が一杯なので続編に繋げてください。 (2015年11月14日 9時) (
レス) id: 927634d6aa (このIDを非表示/違反報告)
しのっち(プロフ) - ねこうさぎさん» ・・・・え・・・・じゃあ、消える可能性が高いですね・・・僕のが・・・・その時はもう一回書きます・・・・ (2015年11月13日 22時) (レス) id: 56a4443702 (このIDを非表示/違反報告)
ねこうさぎ(プロフ) - しのっちさん» あ、すみません…今私が更新している途中なのですが… (2015年11月13日 22時) (レス) id: 927634d6aa (このIDを非表示/違反報告)
しのっち(プロフ) - ・・・・更新致します・・・・ (2015年11月13日 21時) (レス) id: 56a4443702 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - しぃふぁさん» ハードル上がった気分ですw脳筋の頭で一生懸命考えてみます(笑) (2015年11月13日 20時) (レス) id: a5e70fbf84 (このIDを非表示/違反報告)
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