27話by東城すみれ ページ27
体育館の扉が開かれる。
みんな帰って来たかなーなんて、考えながら視線を向けるとそこには何か思いつめたような表情をした凛君の姿。
「すみれさ…誰ですか後ろの人」
結城に気づいて私に質問を投げかける。
…面倒くさいやつが増えたって思ってないかな?
「…弟、結城」
簡潔に紹介をする。
結城は浅く頭を下げてから私の顔をじっと見始めた。
…なんだよ。
「…すみれ、誰?」
「凛君」
こちらも簡潔に。
どうせ、仲良くなることはなさそうだろうし。
…相性悪そうだし。
凛君は自分で質問したくせにまた何か考え始めた。
結城は居心地が悪くなったのか、体育館から出て行った。
…名前に関係あることなのかな。
それとも魔法?
手加減してたことばれた?
…どちらにせよ落ち込んでいると思う。
それにしても、元気が無さすぎる。
私が持ち前の明るさで雰囲気を転換させたいものだ。
ピンっと思い浮かんだことを伝えるために凛君に話しかける。
「ねぇ、凛君」
「…なんですかすみれさん」
「うちの弟と戦って見てくれない?」
私の好奇心、発動!((
5人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ねこうさぎ(プロフ) - 更新しました。あと、話数が一杯なので続編に繋げてください。 (2015年11月14日 9時) (レス) id: 927634d6aa (このIDを非表示/違反報告)
しのっち(プロフ) - ねこうさぎさん» ・・・・え・・・・じゃあ、消える可能性が高いですね・・・僕のが・・・・その時はもう一回書きます・・・・ (2015年11月13日 22時) (レス) id: 56a4443702 (このIDを非表示/違反報告)
ねこうさぎ(プロフ) - しのっちさん» あ、すみません…今私が更新している途中なのですが… (2015年11月13日 22時) (レス) id: 927634d6aa (このIDを非表示/違反報告)
しのっち(プロフ) - ・・・・更新致します・・・・ (2015年11月13日 21時) (レス) id: 56a4443702 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - しぃふぁさん» ハードル上がった気分ですw脳筋の頭で一生懸命考えてみます(笑) (2015年11月13日 20時) (レス) id: a5e70fbf84 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ