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☆○o。2。o○☆ ページ32

照史side


「あーきと」


突然の甘い言葉に珈琲を持ったまま固まった俺。

そんな俺に廊下から職員室に入ってきた淳太くんが一声かけてきた。



「じゅ、じゅんたくん...!」



何故だか心臓が鳴りやまない上に淳太くんの俺の名前を呼ぶ声までにもドキドキしてしまう俺。



「どうした?」

「や、えっと...」

「あ、もしかして今の聞いてたん?」



淳太くんは自分のデスクには近づかずに俺の横に歩み寄って不敵な笑みを浮かべる。



「き、聞いてたよ」

「かわええな、照史は」



ほらまたそんな風に俺をドキドキさせて。


淳太くんはずるい。


いつだって余裕があって、かっこよくて、俺をさりげなくリードしてくれる素敵な恋人。


俺だってたまには淳太くんをドキドキさせたいのに、結局顔を赤らめることになるのは俺のほう。


ずるくて、ずるくて、やっぱり凄く、好き。




「淳太くんはかっこよすぎやで」

「そりゃどうも」



不敵な怪しい笑みの次は美しい花が咲くような笑顔を浮かべた。

ため息がでるほど綺麗なんやけど。




「たまには俺にも淳太くんキュンキュンさせてや!」




綺麗な顔があまりにも美しすぎるからほんの少しむっとして淳太くんのほっぺたをぎゅっとつまんでみる。


あ、なんか柔らかい。




「やめろ〜」

「いーやーや」

「やめんと照史のお腹つまむで?」

「それはあかん!」



いや、別にいいんだけれど。


あまりにもふくよかなお腹すぎて淳太くんに触られるのは恥ずかしい。


とりあえず今だけは素直に淳太くんのほっぺたから手を離した。




「照史は俺のことをキュンキュンさせたいとかいうけどさ」

「おん、させたいでめちゃくちゃ」




「いつも俺、照史にドキドキさせられてるから!」




「え」



俺の見間違いだろうか。


俺がほっぺたつねってたから?


そっぽ向いた淳太くんのほっぺたが少し赤らんでいるのは、俺の幻覚ですか??

☆○o。3。o○☆→←貴方が大好き



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琉璃宮(プロフ) - 星恋さん» いえいえ! ありがとうございます〜〜!!! (2017年3月12日 20時) (レス) id: ae2eff5d59 (このIDを非表示/違反報告)
星恋(プロフ) - 琉璃宮さん» 更新ありがとうございます!! そしてツイッターのフォローもありがとうございます!!これからも応援してます!、 (2017年3月12日 20時) (レス) id: 810acae356 (このIDを非表示/違反報告)
琉璃宮(プロフ) - ryusejunさん» ありがとうございます!! 必ず書かせていただきますね(笑) (2017年2月12日 11時) (レス) id: ae2eff5d59 (このIDを非表示/違反報告)
ryusejun(プロフ) - 琉璃宮さん» 受験ファイトです! (2017年2月12日 11時) (レス) id: a560a1d60f (このIDを非表示/違反報告)
琉璃宮(プロフ) - ryusejunさん» 了解しました! 書くとするなら受験後なので3月中旬くらいになりますが気長になっていただけたらなと思います! (2017年2月11日 17時) (レス) id: ae2eff5d59 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:琉璃宮 | 作成日時:2016年3月28日 13時

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