#127 ページ29
JK「ヒョンに、気持ち伝えないの？」
「ううん、ちゃんと言う。…だけど、今は家に帰る。」
JK「？…そうなの？」
「うん。」
テヒョンさんに気持ちを伝えたいけれど、外の他の人もいるような所で伝えることなんてできないし、とにかく今は、家に帰るまでの時間で頭の中を整理したい。
「ジョングク、本当にありがとう。
私、そろそろ行くね。」
多分、マネージャーさんは私たちに気を使って車を出たはずだから私がいつまでもここにいたらジョングクも動けなくなってしまう。
だから、車のドアに手をかけてジョングクに別れを告げようとした時、
JK「待って…！」
手を掴まれて、動きを制止された。
「どうしたの？」
JK「家に戻るんでしょ？だったら、この車乗っていきなよ。」
「いや、悪いよ。」
JK「良いから！Aの彼氏として、最後のお願い。聞いてくれない？」
珍しく必死に私を引き止めるジョングク。
それを頑なに断る程の理由も無くなってしまって、その言葉に一度頷いて車に座り直した。
.
私の家に向かっている間、特に何かを話すわけでもなくただお互い隣に座りながら目的地に着くのを待っていた。
マネ「着いたよ〜。」
マネージャーさんの言葉で、停止した車。
「マネージャーさんも、ジョングクも今までありがとうございました。」
JK「ふはっ(笑)最後の別れじゃないんだから。また会うでしょ？」
ジョングクの言葉で、それもそうだねと笑い合い、軽くなる雰囲気。
JK「頑張ってきな。」
ジョングクの言葉に、背中を押されるようにして車から降りた。
.
.
家に着いてから、テヒョンさんになんとメッセージを送れば良いのか悩んでいた。
「会うのやめようって言った手前…」
だけど、考えても考えても良い案なんて浮かばなくて。
＿＿＿＿会って話したい事があります。時間があれば、私の家に来て欲しいです。
それだけを、テヒョンさんに送った。
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ジンベーザメ(プロフ) - 本当に素敵すぎた作品です！！！！！すごく良かったです！！ありがとうございました！！ (2019年5月6日 19時) (
レス) id: e6d9bbab14 (このIDを非表示/違反報告)
ななペコ(プロフ) - お疲れ様です！！ラストの終わらせ方、完璧過ぎて尊敬です��(ﾟДﾟ) 新作も頑張ってください！もちろん読みます笑 これからも応援しています!!! (2018年11月5日 0時) (レス) id: b3b044afea (このIDを非表示/違反報告)
ミオ(プロフ) - 1ばんが先に見たいですれ！ (2018年10月29日 23時) (レス) id: 8c6f5da4b7 (このIDを非表示/違反報告)
moco(プロフ) - お疲れ様です！きみとな素敵な作品でした(^^)次回作も楽しみにしてます！ (2018年10月29日 23時) (レス) id: 6fbb76998d (このIDを非表示/違反報告)
yuri(プロフ) - 1番を先にみたいです！ (2018年10月29日 22時) (レス) id: cb7e5c3f35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽんた
| 作成日時：2018年9月17日 23時
