#125 ページ27
JK「俺たち、別れよう。」
「…え？」
ジョングクの口から出た言葉は私の予想だにしていなかったもので。
JK「いや、思ったんだけどさ、俺らってやっぱり友達でいた方が楽な気がするんだよね。
Aとは、恋人らしいことするより、友達として一緒にいた方が俺は幸せなのかも、って。」
口ではそう言うけれど、私は全部分かる。
ジョングクが、私に喋らせないようにしてるってこと。
「…ジョングクのバカ。」
JK「はあ？(笑)」
考えれば考えるほど、優しすぎるジョングクに胸が痛くなる。
もしかしたら、私とジョングクが付き合い始めた時からこうなることは決まってたのかもしれない。
「ジョングクは、本当に優しすぎるよ。
私が、悪者にならないようにそうやって言ってくれてるんでしょ？」
JK「…」
「これはね、私の自分勝手が招いた事なの。だから、私に全部言わせて？
私を悪者にさせて？」
それは、心からの願いで、これから自分が言う言葉によってジョングクが傷つくかもしれない。
だけど、これは、私が悪者になってでもきちんとジョングクに伝えなきゃいけないことだから。
.
ジョングクは、ゆっくりと首を縦に振り、私が話すのを待った。
「私、ジョングクと一緒にいる時すごく楽しくて幸せだった。
ジョングクは優しくて、いつも私の事を分かってくれて、考えてくれて本当に私には勿体なさすぎるくらい素敵な男の人。」
「ジョングクと一緒にいると、本当の自分でいれる気がした。ううん、本当の自分でいれたの。
でもね…」
「私はやっぱり、テヒョンさん以外考えられない。ジョングクだから好きになれないとか、そういうんじゃなくて、テヒョンさんじゃなきゃ駄目なの。」
今までの私ならジョングクから目を逸らして言ってたはずだけど、今の私はジョングクの事をしっかりと見つめながら言えた。
ジョングクはそんな私からの視線に応えるように私の方を見ていた。
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ジンベーザメ(プロフ) - 本当に素敵すぎた作品です！！！！！すごく良かったです！！ありがとうございました！！ (2019年5月6日 19時) (
レス) id: e6d9bbab14 (このIDを非表示/違反報告)
ななペコ(プロフ) - お疲れ様です！！ラストの終わらせ方、完璧過ぎて尊敬です��(ﾟДﾟ) 新作も頑張ってください！もちろん読みます笑 これからも応援しています!!! (2018年11月5日 0時) (レス) id: b3b044afea (このIDを非表示/違反報告)
ミオ(プロフ) - 1ばんが先に見たいですれ！ (2018年10月29日 23時) (レス) id: 8c6f5da4b7 (このIDを非表示/違反報告)
moco(プロフ) - お疲れ様です！きみとな素敵な作品でした(^^)次回作も楽しみにしてます！ (2018年10月29日 23時) (レス) id: 6fbb76998d (このIDを非表示/違反報告)
yuri(プロフ) - 1番を先にみたいです！ (2018年10月29日 22時) (レス) id: cb7e5c3f35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽんた
| 作成日時：2018年9月17日 23時
