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「なんでテヒョンさんが来ちゃってるんですか!」
『さっき仕事終わったとこなんだけど、マネヒョンがこの辺にAちゃん住んでるんだよねって言ってきたから。』
「から?」
『連れてって頼んで今ここにいる。』
分かんねぇ…全然分かんねぇ…
確かに友だちの家が近くにあったら行こうってなるかもしれないけどさ!そこは百歩譲って納得するよ?
私が居ないっていう発想にならないのかな!
今日は私が居たからいいものの、居なかったらテヒョンさん締め出しですよ?分かってます?
テヒョンさんって、本当にいつも急っていうか突然だからちょっと戸惑うんだよな…
「私が居なかったらテヒョンさんどうしてたんですか。」
Aちゃんが居ないこともあるのか!みたいな顔で私を見てくるテヒョンさん。
『…来るまで待ってる。』
テヒョンさんの一番怖い所は、そういう事を冗談抜きで言ってくるところ。
本当にやりそうだもん。
「中、汚いですよ?」
あんまり掃除してないし。
来るならきちんと準備が整った状態で来て欲しかったのにな。
『汚くないくせに。お邪魔しま〜す』
外に人が居ない事を確認して扉を閉めた。
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作者名:ぽんた | 作成日時:2018年7月18日 20時