きみの隣。TH (ページ38)

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#038 ページ38

ソヨン「私はその人に会ったことが無いからよく分かんないけどさ、」

＿＿＿＿特定の人は作らないで遊んでるんじゃない？

いやいや、テヒョンさんに限ってそんな事は無いはず。

確信が持てる何かが私の中にある訳じゃないけど。

「あの人は、そういう人じゃないよ。きっと。」

ソヨン「…Aがそう言うならそうかもしれないけどさ。

次は泣かされないようにするんだよ？今度誰かがAの事泣かせたら私殴り込みに行くから！」

「ごめん、それは勘弁(笑)」

ソヨン「とにかく、変な男に引っかからないでよ？ただでさえ今も心配なんだから。」

「分かってるよ。ありがとう。」

私の事をいつもいつも考えてくれてるソヨンに、いつかきちんとテヒョンさんとの関係を話さなくちゃ。

ソヨン「でも、Aも、やっと次に進めたみたいで私は一安心だよ。」

「え？」

ソヨン「この頃、あの夢も見なくなってきたみたいだし、Aに好きな人がいないとしてももう昔の事に囚われてないみたいだからさ。」

言われてみれば、ここ数ヶ月…多分テヒョンさんと仲良くなってからあの夢は見なくなっていた。

ソヨンの言う通り、少しずつ私は前に進めているのかも。

「ソヨン。」

ソヨン「んー？」

「なんでもない！안녕！」

ソヨン「なにそれ。(笑)안녕〜」

いつか、絶対に本当の事話すからね。

心の中でソヨンにそう言った。