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テヒョンさんのその言葉を聞いてジミンさんは言ったでしょ?みたいな目でこちらを見つめてくるし、ジョングクに助けを求めようとしたのに、呑気にホソクさんと話している。
「ジョングクとは、同い歳なんで。なんとなく、です?」
『俺の事はずっとさん付けじゃん。なんで?』
「だって、テヒョンさんは年上ですし…」
そんないきなり呼び捨てでなんて呼べない。
だけど、私の考えなどお構い無しでいつの間にか隣に座っていたテヒョンさんは膨れっ面で。
「そんな顔しないでくださいよ。 」
『だって、ジョングクだけずるい。』
ずるいって、テヒョンさんは子供か。
一応私より歳上ですよね?
「あ、じゃあ、ジョングクのことジョングクさん呼びに戻します!」
これなら皆平等って感じでいいんじゃない?
JK「なんでだよ。Aがヒョンの事も呼び捨てにすればいいじゃん。」
「いや、でもそれは…」
JM「1回だけ呼んでみれば?」
そうしたらテヒョナも満足するよって笑うジミンさんの笑顔は、いつもの天使みたいな笑顔じゃなくて悪魔に見えた。
皆この状況を面白がってるし…!
「テ、テヒョナ…あぁ、ごめんなさい…」
JN「なんでAちゃん謝るの。(笑)」
「いや、だって…」
歳上なのに呼び捨てにしてしまったし、しかもテヒョンさんの名を…
『んふふ、』
当の本人は、何が嬉しいのかだいぶにやけてるからまあ、良かったけど。
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作者名:ぽんた | 作成日時:2018年7月18日 20時