そして、事件は起きる ページ10
夏南side
どうしよう…。
こわくなって助けてなんて言ってしまった。
待ってろって言われたけど、
先生、絶対困ってるよね…
お母さん、やっぱり怒ってるみたい。
でも…連絡も受けてくれないなんて…
わたし、この後どうなるんだろ？
この先、私は…
どうせなら、病気でこのまま…
ｶﾞﾁｬ)
「あ、先生…」
藍沢「夏南、とりあえずこのまま親と連絡がとれないのはマズイから警察に相談することにした。」
「は、…い。」
藍沢「心配するな、俺たちがどうにかする。」
「っっ、…」
藍沢の力強い言葉にウルッときてしまった。
なんだろう？この感覚…。
今まで、誰にも頼ることなんてできなくて…
こんな私に、どうして優しくしてくれるのか。
次の日
藍沢side
昼食をとるため食堂に向かっていると、
白石「藍沢先生！夏南ちゃんのお母さんが！」
「！！」
白石とダッシュで夏南の病室に向うと…
ｶﾞﾗｯ
目に飛び込んできたのは、
床にうずくまる夏南と、痩せこけた、でも
身につけている品は立派な…
三十代くらいの女の人。
一目で今の状況を理解した。
暴力だ。
白石「夏南ちゃん！大丈夫？聞こえる？
聞こえたら、私の手握ってみて？」
その時、橘先生が入ってきて、
「すみません、お母さん少しあちらで話しましょうか。」
橘先生が目で俺に合図する。
俺も頷いた。
作者の海夕梨より (*ﾟ∀ﾟ人ﾟ∀ﾟ*)♪→←作者の海夕梨より( -∀・)
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海夕梨(プロフ) - ありがとーございます！頑張って更新しますね！ (2018年8月10日 3時) (
レス) id: 7c7f6036de (このIDを非表示/違反報告)
ﾖ-(*＞∀・)ゞ-ｿﾛ- - 初コメです。白石先生が好きなので2番がいいなって思ってます！これからも頑張ってください！ (2018年8月9日 18時) (レス) id: a9b248562d (このIDを非表示/違反報告)
友姫那 - 文章がうまい (2018年8月9日 2時) (レス) id: 977ce48d25 (このIDを非表示/違反報告)
友姫那 - 文章がうまいです！ (2018年8月9日 2時) (レス) id: 977ce48d25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海夕梨 | 作成日時：2018年8月8日 23時
