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お世話になります ページ12

夏南side

あれから、どれくらい経ったのだろう。
目を覚ますと、真っ白い天井が目に入ってきた。

ああ_
私、生きてたんだ。
確かお母さんに…
っ、…………………

どうなるんだろ?私はいったい。
高校生だから、これから一人暮らしかなぁ。

あ、でも発作でたら誰もいないなあ。

そのまま、私は…


私が目を覚ましたことに気づいた白石先生が
そっと頭を撫でてくれた。

白石「夏南ちゃん?もう、大丈夫だからね?
ちょっとだけ診察させてね?」

ああ、白石先生優しいなあ。
お母さんや学校の友達とは大違い。




藍沢side

夏南が目を覚ましたらしい。
俺はすぐに彼女の元へ走った。


結局あのあと、母親は警察に連れていかれ
事情聴取もできなかった。

だから彼女のことはいまだに謎だらけ。

しかし、
どうしたものか…

母親はあんなだから
親権は破棄させられるだろうな。

いや、例えそうでなくても、
あんな危ない奴彼女の元に置けない。


怪我の方は一週間くらいで大丈夫だろう。
しかし、彼女のこころの傷は癒えないだろう。
発作もまた、いつ起こるかわからない。

母親以外に身内がいないらしい。

退院してら、彼女はどうなるんだろか?



相談してみるか。




白石side

一通り診察を終えると、藍沢先生が入ってきた。

藍沢「どうだ?」

白石「だいぶ、落ち着いているわ。もう一度包帯を巻き直しておくわね。」


藍沢先生は普段は見せない優しい顔で夏南ちゃんに話し掛けた。

藍沢「なぁ、夏南?母親はあの通りだ。
きっとお前の元には帰らないだろう。
これから、どうしたい?」


いきなり…
もっと、ゆっくり話していくのかと…。

まぁ、藍沢先生らしいけど(笑)


夏南「私は、…どうすればいいのか、わからないんです。知り合いも頼る人もいません。
今の私に選択肢は無いんですよ。
まぁ……………、一人暮らしってことになるかと。」



え?そんな…
いつ発作が起こるかわからないのに



藍沢side
彼女の悲しそうな、行き場のない様子を見て俺は決心した。

「なぁ、夏南、発作とかあるし…
その、俺のうちに住んだらどうだ?
まぁ、当直とかあるが、まぁなんとかする。」

夏南side
え?一緒に住むってこと?
絶対迷惑だよね?

でも、今の私には、手段を選んでいられない。
なので私は…


「あの、…
藍沢先生が良ければ、よろしくお願いします。」

設定  忘れてた…→←作者の海夕梨より (*゚∀゚人゚∀゚*)♪



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海夕梨(プロフ) - ありがとーございます!頑張って更新しますね! (2018年8月10日 3時) (レス) id: 7c7f6036de (このIDを非表示/違反報告)
ヨ-(*>∀・)ゞ-ソロ- - 初コメです。白石先生が好きなので2番がいいなって思ってます!これからも頑張ってください! (2018年8月9日 18時) (レス) id: a9b248562d (このIDを非表示/違反報告)
友姫那 - 文章がうまい (2018年8月9日 2時) (レス) id: 977ce48d25 (このIDを非表示/違反報告)
友姫那 - 文章がうまいです! (2018年8月9日 2時) (レス) id: 977ce48d25 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:海夕梨 | 作成日時:2018年8月8日 23時

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