４２ ページ43
大スクリーンに【SHINee】の文字が映し出されて、真っ白なスーツ姿で出てきた５人に、
ドキドキが止まらない。
宿舎でテレビゲームしてる彼らとは大違いだね。←
いつもはふんわりしてるジンギだけど、
ステージ上のオンユはクールでカッコ良い・・・
これが、噂のイケジンギか・・///
初めて見るSHINeeのステージに、オンユの歌声に、
あんなに必死で覚えた掛け声を、結局一度も言えずに終わった。
みゆき『どうだった？初めてのSHINeeは』
『ただただ、カッコ良かった....』
『どうしたの？元気なくない？』
『うん・・たくさんの女の子たちを幸せにしてるんだなって。
住む世界が違い過ぎるな....って』
『でも、ジンギくんが選んだのはAなんだから』
『・・うん』
せっかく素敵なステージ観たのに、こんな気持ちになるなんて、
私は本当に自分に自信がないんだろうな....
家に帰ってきて、ジンギからリクエストのあったチキン料理の準備をして、
疲れて帰ってくるだろうし、お風呂の準備もした。
ジンギが家に着いたことを知らせるチャイムが鳴って、
早く会いたくてソファーから玄関までの短い距離を走った。
『いらっしゃい』
『もしかして、走った？』
『...なんで？』
『いや、パタパタって聞こえたから』
『・・・』
『そんなに俺に会いたかった？』
意地悪そうに笑って、でもその顔は嬉しそうで、
ゆっくり頷けば、ふわり、抱きしめてくれる。
『お腹空いたでしょ？チキン料理作ったよ？』
『んー・・Aがいい』
『あ、疲れてたらお風呂入る？一応、沸かしたよ？』
『Aがいい』
『・・・え？』
抱き締めてくれていた腕をほどいて、ジンギの顔を見る。
『聞こえなかった？ごはんよりも風呂よりも、Aがいいんだけど』
『・・・もぉ。変なこと言わないで』
くるり、ジンギに背を向けてリビングへ向かえば、
ふわり、体が宙に浮いた。
『ちょっと、ジンギ？』
『このままベッドまで連れて行きたいんだけど、いい？』
抱っこされてるせいで、ジンギの顔が近くて、
自分の顔が熱くなっていくのが分かる。
『嫌だ？』
この状況で私に決めさせるの？
もし「やだ」て言ったら、降ろしてくれるの？
・・・嫌なわけは無いんだけど。
『・・嫌じゃない』
そう言えば、寝室へ行き、優しくベッドに降ろされた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 184人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ハニ♪(プロフ) - みくさん» みくさん、コメントありがとうございます♪のんびり更新なのに、ドキドキしながら読んで頂けて、とても嬉しく思います(p＿q)これからも、ドキドキ面白いと思って頂けるように頑張ります(*^^*) (2014年9月3日 23時) (
レス) id: ea74c5becf (このIDを非表示/違反報告)
みく - 凄く面白くて続きをドキドキしながら読んでいます！更新大変だと思いますが頑張ってください！^ ^ (2014年9月3日 20時) (レス) id: 37db1ec88c (このIDを非表示/違反報告)
ハニ♪(プロフ) - ゆにゅんさん» ゆにゅんさん、コメントありがとうございます♪いつも読んで頂き、本当に嬉しいです！更新がのんびりで申し訳ないです(p_q)少しでもゆにゅんさんの疲れを癒すことができてるなら、嬉しいです(*^^*)これからもよろしくお願いしますっ♪ (2014年8月19日 23時) (レス) id: ea74c5becf (このIDを非表示/違反報告)
ゆにゅん - ハニさーーんヽ(´▽`)ﾉこんにちは！！オニュのストーリーが増えていってオニュペンの私としてはすごく嬉しすぎます！！！この物語も楽しみにしながら読んでいます。本当に仕事で疲れた身体と頭を癒してくれます。これからも楽しみにしていますね♪ (2014年8月19日 13時) (レス) id: c8faea9b1c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ハニ | 作成日時：2014年8月10日 1時
