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岸『じゃ、最後の質問です…
先輩、人事の菊池さんと付き合ってます?』
ビール、吹き出したわ。何を言うんだ、この猿は?
岸『ぅわ、大丈夫っすか?』
あわてて岸優太がおしぼりを差し出す。
そのおしぼりで自分の顔を拭きながら
『ありがと…ってかあんたねぇ、なんてこと言い出すのよ?ってか、これでさっきゴシゴシ顔拭いてたでしょ?もぉー!!』
岸『え?俺、顔拭きましたっけ?あー、記憶にないからギリセーフじゃないっすか?』
『なにがセーフよ!アウトよ、アウト!ったく…』
顔をくちゃくちゃにして笑って使用済みおしぼりを取り返し、新しいおしぼりを差し出す岸優太。
岸『俺、トイレ行ってきまーーす!』
逃げるように席を後にする岸優太。
…あんな顔して笑うんだ。
ちょっとかわいい…///
とか、そんなこと考えてちゃダメだ。しっかりしないと。と、気をとりなおしてほっぺをパンパンと両手で叩いた。
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作者名:まい | 作成日時:2018年1月12日 14時