7話 涙 ページ7
ウヒョンside
Aちゃんの羽が散っていく。
一枚や二枚じゃないくらい。
「や、やだっ！ダメっ！散らないでっ！」
落ちてく羽をかき集めようとするAちゃん。
「なんで！？どういう事！？」
ドンウも一緒にかき集める。
「ねぇ……もしかして、ソンギュヒョンにお水あげたのが……いい事になるんじゃない……？」
ソンヨルがボソッと呟く。
なるほど……。
いい事は、ちょっとした事でもダメなのかもしれないな……。
「お願いっ！散ら、な、いでっ！」
泣き出してしまったAちゃん。
小さな肩を震わせて、涙を流す。
おっきな瞳から、涙がポタポタ零れる。
何だか、見てられなくて……。
俺達はどこか面白半分で、気軽に手助けをしてしまった気がした。
「ごめん……。俺……簡単に考えてて……こんな事になるなんて……。」
Aちゃんの側にそっと膝まづく。
散ってしまった羽をギュッと抱きしめて、ただ泣き続ける彼女を、どうしていいか分からない。
みんな気まずそうに、彼女を見てる。
「大丈夫だよ！まだ間に合うよ！まだ全部無くなったわけじゃない！」
ドンウも必死で慰めてる。
「はい……。まだ……諦めません……。」
一度強く手を握り締めた後、彼女はグッと涙を拭った。
その眼差しは、強くて真っ直ぐで……。
思わず見惚れた。
幼いように見えたAちゃんが、一瞬大人っぽく見えたから……。
彼女が人間だったなら……
そう……一瞬思った。
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クンミン(プロフ) - 楽しみですね〜待ってます♪ (2015年6月7日 10時) (
レス) id: 266557d860 (このIDを非表示/違反報告)
ryo(プロフ) - クンミンさん» ありがとうございます(≧∇≦)ウヒョナとドンウ以外にしようかなぁと思っております。まだ誰とは決まってませんが(笑) (2015年6月7日 10時) (レス) id: 4a2766f10d (このIDを非表示/違反報告)
クンミン(プロフ) - いえいえ。本当にryoさんの書くお話は共感できるんです！大好きですよ♪誰と落ちるのかな？ (2015年6月7日 10時) (レス) id: 266557d860 (このIDを非表示/違反報告)
ryo(プロフ) - クンミンさん» 無知なおこちゃまを起こしてしまいましたドンウさん…。この物語は珍しい人落ちにしようかと思ってます(笑)JUJUコンで私の小説なんぞ思い出して頂けて光栄です(*^o^)／＼(^-^*) (2015年6月7日 10時) (レス) id: 4a2766f10d (このIDを非表示/違反報告)
クンミン(プロフ) - ほほゥ~墓穴をほってしまわれたドンウさんってとこかな？気持ちがどんちゃんだけに向いてくれたらいいけどね〜♪昨日JUJUコン行ってきた〜歌聞いてたらryoさんの小説思い出して泣けてきちゃった。 (2015年6月7日 7時) (レス) id: 266557d860 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ryo | 作成日時：2015年4月2日 8時
