２２品目 下 ページ46
「あら？朝比奈さん？」「え？えな？」
「あっ、瑞希ちゃん！！」
「日野森さん…？」「愛莉っ！」「みのりちゃん！！」
どうやらみんなの知り合いだったようだ。
かく言う私も日野森さんとは面識がある。
このメンツとくれば…
「え、みんなは知り合い？…うちのメンバーがお世話になってます。桐谷遥です。」
遥ちゃんも居る！！
「とりあえずかき氷でも食べる？ふたりとも暑さでやられてるみたいだし」
遥ちゃんはそういい、まふゆさんと奏さんに助け舟を出した。
ーーーーーーーー
「モアじゃんのみなさんはどんな用事でここに？」
とりあえず気になるから聞いてみる。
「この海の家でバイト…お手伝いってところかな。あとはついでに海で配信するの」
みんなはかき氷をゴリゴリしているモアじゃんの他のメンバー達と喋ってるので私は遥ちゃんと喋る。
「いやーやっぱり映えますね！モアじゃんと真夏の海！」
「そう？ありがとう」
キラキラスマイルかわいいー！！！
「お待たせ、みんなっ！モアじゃん特製かき氷よ！」
元気印の愛莉ちゃんが持ってくる。
暑さでヘロヘロなまふゆさんと奏さんが待ってました感で食べ始める。
それに続いて私やえななん、瑞希ちゃんも口に運ぶ。
食感や味こそ、いつもの味だが、
この真夏の暑さの中食べると家や他の場所で食べるより美味しく感じる。
体のクールダウンに最適な氷の冷たさとモアじゃん特製スマイル。
これが二人の夏バテした体にも効いたようだ。
「……落ち着いた。」「もう大丈夫だよ。ありがとう」
二人は笑顔(まふゆさんは作り笑い)を取り戻し、
みんなで海の家で昼ごはんを食べたのであった…
ーーーーーーーーーーーーーーーー
まふゆ 視点
あつい。
それ以外頭に浮かばない。
自分でもかなりダメな状態であることは分かっていた。
日野森さん…。ほかのモアじゃんのメンバー…。
それさえもくらくらして見えない。
日野森さんが話しかけてくれた事に返事もしたがなんと返したか覚えていない。
朦朧とした意識の中、桃井さんの大きくて元気な声が聞こえた。
「かき氷」
親と海に行った時に食べた気がするがその時も何も味がしなかった記憶がある。
一口食べると氷の冷たさとシロップの嘘くさい香料の味が口に広がった。
正直Aが作ってくれる手作りお菓子より味は感じないし、美味しくは無い。
だけど…
横で反応を見ているモアじゃんのみんなの笑顔が…。
私の心に響いた気がした。
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無案のむあん - 無名さん» 読んで ですね笑 (11月17日 19時) (
レス) id: a9cf29132f (このIDを非表示/違反報告)
無案のむあん - 無名さん» 楽しく呼んでいただいてありがとうございます！ちなみにレシピはクックパッド等から取ってきてるのでぜひ参考に！カヌレとタルトですね！お待たせさせてしまうかもですが書かせていただきます！ありがとうございます！( ´∀｀) (11月17日 19時) (レス) id: a9cf29132f (このIDを非表示/違反報告)
無名 - 私もおかしづくりが趣味なので楽しく読ませていただくとともに、お菓子作りのアイデアも頂いてます♪ リクエストなのですがカヌレとタルトは可能でしょうか…？ (11月16日 12時) (レス) id: ba3d5519eb (このIDを非表示/違反報告)
無案のむあん - わんだほーい！さん» 初コメいただきましたー( ´∀｀)コメントありがとうございます！シャーベット了解です！(￣^￣)ゞ少々時間がかかるかもですが気長にお待ちくださいませ〜 (8月27日 1時) (レス) @page42 id: a9cf29132f (このIDを非表示/違反報告)
わんだほーい！ - 初コメ失礼します！リクエストでシャーベット作って欲しいです。 (8月24日 16時) (レス) id: 387c9e438b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無案のむあん | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/muan/
作成日時：2022年3月26日 1時
