彼岸花が六輪 ページ7
〜センラside〜
『電気…。かっこいいですね！』
目の前の彼は目をキラキラとさせて俺を見ていた
電気ってかっこええか？初めて言われた
センラ「そういえばAの能力はなんやの？」
『それは……。』
先ほどまで輝いていた瞳は不安と恐怖に満ちていた
何か能力にコンプレックスでもあるんやろうか
センラ「言えんなら無理せんでええよ。話したくないならそれでええ。」
『な…で…。』
センラ「ん？」
『なんでそんなに優しくしてくれるんですか？俺、こんなに汚いのに。』
俺と大して変わらない身長差で男らしい声をしているのにこんなにも脆く壊れてしまいそう
Aの過去に一体何があったのか
なんであんな血だまりの中にいたのかなんて聞けるわけがない
今はただAが壊れないように俺が守らなくちゃ
センラ「汚くなんてないよ。Aがどうやって生きてきたのか俺は知らないけど、ここにいるみんなはきっとAのことを大切にしてくれる。だから安心して？な？」
なるだけ優しく声をかけると嬉しそうに笑った
その笑顔がすごく可愛くてつい顔を背けてしまう
そこらの女よりも可愛いんやないか？
当の本人は頭の上にハテナを浮かべている
センラ「それで早速なんやけど、ここの人たちにあって欲しいんや。大丈夫か？」
『…うん。センラさんも一緒にいてくれるなら。』
なんちゅうことを言ってくれるんや
ほんまに俺の心臓がもたない
顔が赤くなるのと激しくなる心臓の鼓動を抑えて
Aの手を引いてみんなのもとに向かった
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lie - 夢主くんかっこよ。終わりですかね？続きが見たいです！ (2021年2月27日 22時) (
レス) id: 38881abff7 (このIDを非表示/違反報告)
サバ缶(プロフ) - とても面白いです！更新楽しみに待ってます！俺的にはどうしても眠りたいそらるさんが見てみたいです！前向きにご検討よろしくお願いいたします！ (2018年12月16日 15時) (レス) id: 37da4dfcf4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れお x他1人 | 作成日時：2018年10月8日 19時
