彼岸花が１７輪 ページ18
Aが俺を移動させた部屋から出る前に
『お願いがあるんです…このホテルの電気一帯を消していただけませんか？』
どういう意図があってのお願いかしらんけど今の俺にできることはそれしかないと思ってそのお願いを受け入れた
腕の痛みのせいで動けない自分も
大切な人も守れない自分も
全てが嫌になる
あの日、彼女を失った時…もう二度と大切な人は傷つけない、傷つけさせないって決めたのに
俺はまだあの日から何も変わってない
俺をかばって死んだ彼女を…紅葉を失った時から…何も
センラ「ごめんな…A…お願いやから…俺のそばからいなくならんで…。」
そのまま俺は意識を手放した
〜Aside〜
センラさんを安全な部屋に移動させてから
ドアを閉めて奴らのいる大広間に向かう
センラさんは俺が言ったとおりホテル全体の電気を消してくれたらしく建物内は暗闇だ
このフロアにいる人数は２０人程度
このくらいの人数なら俺一人で十分勝てる
とりあえず俺が戦った後正気を保てるかわからないから応援はよんでおいたほうがいいだろう
相手は暗闇の対策を何もしてないのか見方を傷つけないように攻撃は仕掛けてこない
志麻「もしもーし、Aどうしたん？任務中やろ？」
志麻さんの落ち着いた低い声に安心する
『今、少し緊急事態でしてセンラさんが腕を負傷してしまって…すみません、異常に気づけなかった俺の責任
です。』
志麻「それはAのせいちゃうで。とりあえずすぐにそっち向かうわ。その間お前だけで大丈夫か？」
『大丈夫です。センラさんを傷つけたあいつらは俺が消します。』
志麻「わかった…。気ぃつけてな。」
これでセンラさんはとりあえず大丈夫
思う存分にあいつらを八つ裂きにできる
『俺の大切な人を傷つけたんだ…タダで済むと思うなよ？ガキが。』
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lie - 夢主くんかっこよ。終わりですかね？続きが見たいです！ (2021年2月27日 22時) (
レス) id: 38881abff7 (このIDを非表示/違反報告)
サバ缶(プロフ) - とても面白いです！更新楽しみに待ってます！俺的にはどうしても眠りたいそらるさんが見てみたいです！前向きにご検討よろしくお願いいたします！ (2018年12月16日 15時) (レス) id: 37da4dfcf4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れお x他1人 | 作成日時：2018年10月8日 19時
