第八話 ページ10
突然俺を名乗る声がした。
???「シェゾ!!おーい」
それは、誰なのだろうか_____?
というか、それが俺の名前だったのか?
記憶に残らないまま、ゆっくりと目を覚ます。
A「シェゾ!よかった〜」
そこには見覚えのある少女が立って
いた。
???「シェゾ、大丈夫か?」
少女の背後から、男性の声がした。
緑色の髪の毛に、二本の角。
A「サタンさん、ありがとう!サタンさんがいなかったら、私達はどうなっていたのやら・・・・・」
サタン「私は別にたまたまこの世界に来ただけだ。ちょっと、やりたいことがあって、な」
A「でもよかった。あ、そうだ・・・・寝る場所ないから、ここに入れてもいいですか?」
サタン「確かにこの城少しでかすぎたな。まぁいい、勝手にするがいい」
どうして俺をそうやって慣れなれしく呼ぶんだ_____?
俺と会うのはこれが初めてだと言うのに。
シェゾ「お前ら、誰だ」
A「え?」
サタン「貴様、何を言っているんだ?」
シェゾ「もしかして俺は___記憶をなくしたのか?」
A「嘘・・・・じゃあ、私のこと覚えてる!?」
俺は首を横に振った。記憶にはない。
ただ・・・・・俺は何故かあの事だけは覚えている。
あれは正直夢なのか、現実なのかわからない。
サタン「記憶を失っているな。これじゃ、いつものヘンタイじゃないな」
シェゾ「なんだと!?この俺がヘンタイ!!??」
痛みがあるのにも関わらず俺はサタンとかいう人にブチ切れた。
サタン「ジャガーノート!」
シェゾ「・・・・・っ!」
A「二人とも!!」
サタン「シェゾ・・・・・」
俺はヘンタイなんかじゃない。むしろ、俺はそんなのには興味ない。記憶にはそういう行動をしていたのか!?
A「記憶に残ってないから、怒っちゃったんだ」
シェゾ「そうだろうな・・・」
サタン「貴様らはこれからどうするつもりだ?」
A「えっと、前のシェゾが言ってたんだけど、魔法の剣を探すって」
サタン「魔法の剣、か・・・」
シェゾ「俺はそんなことを」
A「うん」
サタン「とりあえず、しばらく着いていこうではないか。私の用はまだまだ時間があるしな」
A「ありがとう!」
少女は笑顔で『ありがとう』と言った。
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今回はシェゾ視点でした!!
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なっかー(プロフ) - 神崎茱未さん» コメントありがとうございます!いえいえ、私は駄作者ですよ〜! (2013年4月21日 22時) (レス) id: 6ebd94b568 (このIDを非表示/違反報告)
神崎茱未(プロフ) - すっごく面白いです!!駄作者なんて言わせません!!頑張ってください!! (2013年4月21日 10時) (レス) id: 37f174b3c0 (このIDを非表示/違反報告)
なっかー(プロフ) - まっちゃんさん» ありがとう!よーし、がんばるぞー! (2013年4月17日 5時) (レス) id: 6ebd94b568 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃん(プロフ) - なっかーさん» 本当?じゃあこの調子で頑張れ〜♪ (2013年4月16日 6時) (携帯から) (レス) id: 4a1fe8d3d8 (このIDを非表示/違反報告)
なっかー(プロフ) - まっちゃんさん» 何か、勇気がわいてきた・・!!w (2013年4月16日 0時) (レス) id: 6ebd94b568 (このIDを非表示/違反報告)
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