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声がした方へ歩いていくと
集まっているのは会長だけではなく
二科生が四名、新入生総代を務めた司波深雪、そして生徒会役員の一科生が一名
その周りに少しばかり人が集まって事の成り行きを見ている
その間に僅かな隙間はある
しかし、人が通れるかはわからない
でも通らないと帰れない
答えは強硬突破だ
体をどうにかして隙間に滑り込ませる
『すみません、通らせてください』と声を掛けるがなかなか動いてくれないので力で押して見事通り抜けた
なんだか変に疲れた。
ふぅ…と息を吐いて立ち去ろうとすると、見られていたのだろう
会長が声を掛けてきたのだ
本心は今すぐにでも逃げたい
しかし相手は三年生、そして生徒会長
ましてや自分は二科生徒
…逃げるのは困難、いや不可能か
仕方なく後ろに振り向くと、ニコニコと笑顔の会長がすぐそこにいた
驚いて一歩下がる
「初めまして、七草真由美です。
七草と書いて、さえぐさと読みます」
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ベルモット - 魔法等高校の劣等生、読みました。原作揃いで話が理解しやすいです。面白かったです。 (2019年2月5日 16時) (
レス) id: 0066f4728f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あきら | 作成日時：2016年10月4日 3時
