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5.魔法少女の秘密。 ページ5
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『はい、どうぞ』
「…ありがとうございます」
完全にバレていることは百も承知だけど、
最後まで見ず知らずの人を演じ切る。
あくまでも平野紫耀と関わったことがあるのは、
“AA、魔法少女のすがた”であって、
“AA、ストリート系ファッションのすがた”
では無いのだ。
『じゃあまた！』
それでも懲りずに挨拶をしてきた
大好きな声に思わず振り返ってしまうと、
ニコッと笑った可愛い推しがこちらに手を振っていた。
「……夢？」
『ん？現実ですよ？笑』
『…あ、会話しちゃった！』
「え」
『今のはノーカンで！では本当に失礼します！』
おいちょっと待て平野紫耀。
なんで会話しちゃいけないって知ってるの？
まさか平野紫耀に内部情報漏洩してる…？
「は？怖い怖い！」
『お、やっと来た』
「ねぇミナト！」
『どうした？そんな焦って…笑』
「平野紫耀にバレてる平野紫耀にバレてる」
『は？何が？笑』
「私服で会話しちゃダメってバレてたの！」
『…マジ？』
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平野が好き。 - 次が早く読みたい！更新楽しみにしてます🫠 (8月19日 0時) (
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作者名：叶都くん。 | 作成日時：2023年1月29日 1時
