まるで魔法のような (ページ3)

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誤嚥(黒) ページ3

シェアハウス設定です
この前のラジオでの話題をもとにしています

青side

今日は俺と髙地と北斗が昼から仕事で、それ以外の3人が朝から仕事。

髙地は朝からバイクの部品を買いに行っているから、北斗と2人でお昼ご飯を食べることになった。

最近暑くてサッパリしてるし、簡単に作れるものってことでざるうどんになった。

ねぎとかしょうがとかの薬味も北斗が用意してくれて、もちろん北斗はたっぷり七味も入れるみたい。

北斗)いただきまーす。
樹)いただきます。

樹)北斗、そんなに七味かけて辛くねえの？

北斗)美味しいよ？樹も食べてみる？

樹)いいわ。

北斗)ふーん。ってか、いつもかけてるの見てるから今更だな。

樹)確かにそうだな。

飯はやっぱり6人が1番いいけど、同い年の北斗との2人での飯も悪くないな、終わったらゲームしようかな、なんていろんなこと考えながら食べてるとうどんだからあっという間に終わりそう。

北斗)っげホッ、ぐっ、ゲホゲホッ。

樹)大丈夫か？

北斗)ゲホゲホッ、んんっ、ゴホッ(コクコク)。

咳き込みながら頷く北斗。

俺もいつものことだから、なんて思いながら空になってたコップにお水をついであげた。

北斗)んん、ゲホゲホッゲホッ。

自分で胸をトントンしながら、落ち着かせようとしてるけど、七味とねぎのダブルパンチにやられたのかなかなか咳が止まらないみたい。

北斗)ゲッ、ング、ゲホゲホ、ゲホゲホッ。

さすがに俺も心配になって、向かい合って座ってたところから隣に移動して背中をさする。

シェアハウスをしてると、メンバーとご飯を食べることも多いわけで、北斗がたまにむせてるところは見たことあった。

だから、喉が赤ちゃんなんて言った訳だけど、ここまで苦しそうな北斗は初めてで焦りが募る。