愛し、愛される、時に、"獣"【短編集】[鬼滅の刃]

水　冨岡義勇 ページ4

「冨岡さん？」

「････」

「冨岡さん〜？」

さっきからずっと話しかけているが返事がない

「鮭大根。」

「！？」

目をキラキラさせながら見ないで････まぶしい

「鮭大根････」

手を伸ばしたが鮭大根を遠ざける

う"っ鮭大根と冨岡さんから心の叫び声が････

「冨岡さん」

「････････何だ」

「鮭大根････ほしいですか？」

コクコクと頷く

「じゃあ









無視するのは止めてください。」

「････････分かった。」


「どうぞ」

コトンと鮭大根を置いたが

「あ。」

入れろと。

止めるからそれなりのことはしろと。

「ハァ････

あー」

口に持っていくが

「口。口開けてください」

食べようとしないが食べた

「やっと食べた････！？」

冨岡さんの唇が私の唇についた

「！？」

「････」

何事もなかったように食べ始める冨岡さん

「口移しとか････殺 す気か・・・」

片思い拗らせる彼女と
天然な彼。

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