〜毒入り！？〜 ページ32
キキョウ「さて、食事にしましょうか」
キキョウが合図をすると使用人が料理を運んできた。
それぞれにメインのシチューとパンが並ぶ。中央にはサラダやこの近辺の特産物だろうか。見たことないものが並んでいた。
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シルバ「さぁ。そろったな。たくさん食べてくれ、君たちは育ちざかりだ。」
いただきまーすとゴンとキルアは食べ始めた。
レオリオ「ん・・・？」
クラピカ「レオリオ・・・どうしたんだ？」
レオリオ「いや・・・気のせいか？」
クラピカ「何がだ？？」
レオリオ「シチューって家庭によって味も様々って言うがなんというかピリッとする」
クラピカ「どれ・・・・・」
クラピカもシチューを口にする。
クラピカ「ふむ・・・なんだろうな？香辛料か何かだろうか」
ゴン「あれ・・・？」
キルア「どーした？」
ゴンは皿によそられた分を完食しお代わりを待っているところだった。
ゴン「あのね？なんか・・・舌がおかしい」
ベーっと舌を出したゴンを見ると確かに異常なほど舌が腫れている。
キキョウ「はっ！！！！！」
シルバ「なんだ」
キキョウ「うっかりいつもの癖で毒入りで出しちゃったわ・・・」
どうしましょうとアワアワしているキキョウ。
キルア「おい！！俺らは日ごろから耐性つけてるからいいけどゴン達にはこれ猛毒だろ！？」
水だ！とキルアはゴン達に差出し飲ませた。
それを不思議そうに見ている者が一人いた。
A「キキョウさんのごはん美味しい〜！あたしのママになってほしいくらいだよ」
キルア「！？！？！？！？」
ミルキ「おっ・・・おい(・_・;) 大丈夫なのか？」
A「うん！なんとも！あたしも小さいころから鍛えられてたから毒の耐性あるんだ〜」
ゼノ「ほほぅ！なんと！」
A「ところで、この毒だと水で薄めてどーにかできるものじゃないから解毒剤飲ませないと手遅れになるねぇ」
キルア「おい！クソババア！解毒剤持って来いよ！」
キキョウ「それが・・・」
キルア「ぁあ？？」
キキョウ「ないのよ」
キルア「はぁ！？毒があって解毒剤ないとか頭おかしすぎねぇ？」
A「それじゃああたしの出番かな？」
ミルキ「どういうことだよ？」
A「大地の主よ。私に力をお貸しください。」
唱え終わるとどこからかフワ〜っと風が吹きAの前で草がフヨフヨと漂っていた。
キキョウ「それは・・・？」
A「これ？これはね、薬草！＾＾」
キルア「すっげー」
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作者名：まほんぎゅみん | 作成日時：2016年4月22日 20時
