恋する週末ホームステイ〈JO1〉#3 (ページ29)

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告白ページ29

出会うはずのない遠く離れた高校生

三回の特別な週末で芽生えた恋

男子の想いは届くのか

女子は誰を待っているのか

最初に告白するのは、じゅんき

純喜「夏樹ちゃん！」

夏樹が振り返る

純喜が歩いて夏樹の元へ

純喜「まずは、この6日間ほんまにありがとう。

夏樹ちゃんの第一印象は、ほんまにしっかりしてて可愛いなって思ってて、

それで話していくうちに俺は夏樹ちゃんに惹かれていきました。

俺が弱気になった時も励ましてくれて、

そん時にほんまに夏樹ちゃんと付き合いたいって思った。

俺は夏樹ちゃんが好きです。めっちゃ好きです。俺と付き合ってください」

手を差し出して目を瞑る

夏樹「少し、私の話をしてもいい？」

純喜手を引っ込めて、夏樹を見る

夏樹「私は過去にいた彼氏に納得いかない理由で振られて

それ以来ちょっとだけ恋愛に臆病になってて、

でもそれじゃよくないなと思ったのが恋ステに出ようと思ったきっかけ。

それで、初日からじゅんきくんと二人になることが多くて、

誘ってくれることもあってすごく楽しかった。

でも

途中にも言ったように恋愛的に好きか分からなくなって、

それを伝えてしまったから傷つけてごめんなさい。

この間の会えなかった日とこの週末で私の気持ちははっきりしました。

私は純喜が好きです。私で良ければお願いします」

純喜「マジで？待って今現実？めっちゃ嬉しい」

夏樹「現実だよ。ずっと困らせちゃってごめんね」

純喜「そんなんええねん！」

夏樹「もし、純喜のことが好きになったらあげようと思ってて、もらってくれる？」

純喜「これって、俺があげたお菓子の缶？」

夏樹「そうだよ。中も見て！」

純喜「写真となんか色々入ってる」

夏樹「私の思い出を共有したいなって思って色々詰めちゃいました。いつか満杯にしようね」

純喜「ありがと～！！！めっちゃ思い出作っていこうな！！！」

夏樹を抱きしめる純喜

夏樹「これからよろしく」

純喜「こちらこそ」

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