さくらガールⅢ (ページ3)

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寒い日はページ3

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内村「A～」

『なにもう』

ずーっとこんな感じ

うっちーがAの名前呼んでAはあしらってるというか塩対応というかめんどくさそう

しかもAの座ってるちょうど真横に座って間なんて1ミリもない

内村「Aはさ、なんで俺のこと下の名前で呼んでくれないの？」

『え、逆になんで下の名前で呼ぶの笑』

内村「じゃあ湧はなんて呼んでる？」

『湧』

内村「平塚は？」

『しょまくんか、ひらつ？』

内村「皇輝くんは？」

『皇輝くん』

内村「じゃあ俺も下の名前でいいじゃん！」

『意味わかんないから笑』

『だってあじはあじだし黒ちゃんは黒ちゃんだし檜山も深田も名字呼びじゃん！』

内村「そういう意味じゃないじゃん！もう！」

『怒らないでよ笑』

内村「もう～携帯ばっかり見ないで！」

『…いや、見なかったところでなんの話もしないでしょ笑』

内村「するもん～」

そう言いながらも結局黒ちゃんのところへ行った

『今日うっちーなんなん？』

平塚「…さあ？笑」

近くにいた俺に話しかけてくれるけど俺にもほんとになにがあったかわからない

しかも結局黒ちゃんは飽きたのかAのところへ戻ってきた

内村「A」

『なに』

内村「寒いね」

『うん』

内村「ねえだるそうな反応しないで！」

『だってだるいもん！笑』

内村「だあって寒くなったら人肌恋しくなんじゃん！」

『…は？』

内村「だって今日15度だよ？もう前まで24度とかだったのにさあ！急に寒くて俺びっくりしたもん！」

『…いやだる！！原因それかよ！』

このだる絡みの原因は最近の気温の変化だったらしい

Aのする反応もよくわかる

内村「いや～さみさみ」

『寒いねえ。でもまだディスタンスは守らないとだから』

内村「えー、俺とAの間にディスタンス必要ある？」

『あるに決まってんでしょ、大ありだわ』

だるいって言いつつ満更でもないA

うっちーそれに気づいてるのかな、笑

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