財閥嬢と執事たち (ページ6)

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No.0.5__ ページ6

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元木「お嬢様、朝でございます」

そう朝から部屋に入ってくるのは元木

側近の1人だ

『うるさい出てって』

元木「でももう朝9時ですよ？」

『休日くらい寝ててもいいでしょ』

元木「朝ごはんは『あとで自分でやるから！出てって！』」

元木「かしこまりました」

こうして休日にも関わらず朝から起こしに来る執事にクッションを投げつけるのも当たり前だ

お父さん「A！何時だと思ってるんだ！いつもこんなに寝てんのか？」

そう部屋に入ってくるのはお父さん

普段は出張や仕事で朝はいないことが多いが今日は家にいた

『休日なんだからゆっくりさせてよ』

お父さん「休日と言ってももう9時過ぎてるんだぞ？」

『だからなに？別にいいでしょ？』

お父さん「そんなことしないでもう起きなさい！」

そういうとズカズカと部屋に入ってきて掛けていたものを全て取る

『っとにうざいまじ出てけよ』

お父さん「またそういう口の利き方して。朝ごはんは自分でやりなさい」

『言われなくてもやるよくそ』

お父さん「だから！親に向かってなんなんだそれは」

『うるさいなんだっていいでしょ』

キッチンに行くと片付けをしてる平塚と黒田

平塚「お嬢様、おはようございます」

黒田「あ、おはようございます！」

『…』

黒田「朝ご飯の準備ですか？やりますよ？なに召し上がりますか？」

『自分でやるから』

トースターにパンを1枚入れて携帯を触って待つ

平塚「お飲み物はどういたしますか？」

『いらない』

平塚「かしこまりました」

パンが焼き上がってバターを準備して広いテーブルで1人で食べる

SNSをチェックしてきていたメールに返信する

お母さん「あら、Aおはよう」

『…』

お母さん「携帯を触りながら食べないの！」

『ﾁｯうっせーよ』

お母さん「うっせーよじゃないでしょ？言葉遣い正しくして」

『いちいちうるさい』

まだまだ一部だがこれが東雲一家の休日の朝だ

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