財閥嬢と執事たち (ページ41)

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深田「先輩俺の選んでください！」

『いいの？』

深田「はい！俺先輩が選んだの着たい！」

そう言ってくれた彼のを選ぶ

身長が高いから、と黒を選んだ

無難ですね、なんて軽く笑われたけど

『…じゃあさ、』

深田「？」

『深田私の選んでよ』

深田「えぇっ！」

『嫌なら…』

深田「や！俺選びます！選ばせてください！」

どれにしよっかな～なんて言いながら選んでくれる

深田「んー、じゃあこれ！」

白地に花柄が描いてある着物

帯は薄い水色だ

選んだ着物を渡して着付けをしてもらう

深田「…え、めっちゃ似合う」

『深田も似合うじゃん』

深田「え！まじすか！！先輩ほんと可愛い！やばい！」

すごい褒めてくれるし髪型も軽くセットしてもらった

店員さんにはお2人とてもお似合いです、なんて言われる始末

深田「じゃあ行きましょ」

そう言われてお店を後にした

さっきまでの道を戻ってお店を見つけながら歩く

深田「先輩なにか食いたいのありますか？」

『んー、今は特に。深田は？』

深田「俺もないんすよね、」

『あ、でもあれ美味しそう！』

いちご飴を見つけてそっちへ行く

すると後ろから深田もついてきてこれ食います？って聞かれた

『これ食べたい！！』

深田「ふはっ、めっちゃ子供笑」

『あ、これ1つください、』

「はーい、400円でーす」

深田「これで、」

「はい、100円のおつりでーす！ありがとうございまーす」

『あ、お金、』

深田「いいっすよ、俺払うんで」

『…ありがと、』

深田「…にしても、先輩他の先輩がいうようにめっちゃ自由に動くんすね笑」

『…馬鹿にしてる？』

深田「してないしてない！！笑」

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