財閥嬢と執事たち (ページ40)

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明日この電車乗ってきてください！

なんて乗る電車まで指定されたからそれに乗り込むと前々から乗っていた深田がいた

深田「先輩！おはようございます！！」

『おはよう』

深田「先輩今日も可愛い！私服可愛い！」

『ちょ、電車の中だから！！』

高校生とは思えないようなものを着こなす2人

この2人が財閥嬢と有名社長の息子だとは思わないだろう

深田「先輩、今日俺行きたいところ決めたんですけど、やっぱり決めきらなかったのでどっちがいいか選んでください！」

『いや決めるって言ったじゃん笑』

深田「いや！候補出して1時間くらい迷ったんすけどね…」

『迷いすぎだよ、』

1つは食べ歩き、2つ目は遊園地だ

…どちらも結構デートスポットじゃん、

深田「はい！どっちがいいっすか！」

『えー、どっちでもいいよ』

深田「先輩決めて！」

『じゃあじゃんけんして深田が勝ったら食べ歩きで私勝ったら遊園地ね』

深田「おっけいです」

じゃんけんをすると勝ったのは深田

食べ歩きだ

深田「よし、じゃあ食べ歩きデートっすね」

『いやデートじゃないよね』

深田「いーや、デートっす」

『…』

深田「はい、デートじゃないっすね」

『うん』

それからも深田の話を聞いたりしているとすぐに到着した

深田「えー！俺めっちゃ楽しみになってきた！」

『食べて歩くだけじゃん』

深田「夢のないこと言わないで！」

深田「先輩お腹減ってます？笑」

『そんなに、』

深田「ですよね？！ちょっと他にいいところあるんでそこ行ってからなにか食べましょ！」

そう言われて少し離れたところへ歩く

そこは着物を着れる場所

いつもパーティーとかではドレスを着ていたからこういうのを着るのは少し憧れがあった

『すご、』

深田「これいいっすよね、俺も着たかったんです」

『え、着れんの？』

深田「逆にここまできて着ないことあります？笑」

店員さんから少し説明を聞いて柄を選ぶ

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