財閥嬢と執事たち (ページ32)

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あれからだいぶ経った

ハナさんと呼んでいたがちゃん付けに変わった

今日はそんな2人の結婚式

家からドレスで出かけると絶対怪しまれることはわかっているから普段着るような服を着てドレスなどはバックに入れて持っていく

『平塚、車出して』

平塚「え、！すぐ準備します！」

今日は予定は何もないと思っていたからか急に言われてびっくりしている様子だった

黒田「お嬢様今日何か予定あるんですか？」

『友達と遊びに行く』

黒田「え！聞いてない！」

『言ってないもん』

平塚と一緒にいた黒田まで驚いている

黒田「お嬢様そちら持ちます！」

『いや、大丈夫』

黒田「いえ！執事なので！はい！」

『ほんとに今日はいいから、』

そう言ったもののバックの中は見られてしまっていたようで

黒田「…ドレス？」

『…、』

黒田「今日なにかあるんですか？」

元木「なー黒ちゃーん。…てお嬢様！」

安嶋「お嬢様今日ご予定あるんですか？」

平塚「車の準備できました、」

内村「お嬢様今日予定ないはず！」

気づいたら5人集合

なんでこういうときだけこんなにタイミングいいのか

『…よし、平塚行くよ』

黒田「お嬢様ドレス持ってどちらへ？」

元木「流石に俺らには言ってください！」

内村「絶対誰にも言わないんで！」

『…瑞稀の、』

安嶋「ミズキ？」

内村「あ！瑞稀様！」

結構前だとは故覚えているようだ

『…瑞稀の結婚式、』

元木「え！瑞稀様結婚されるんですか？！」

黒田「え！すご！！」

安嶋「何か祝いものを、」

『そういうのいらないから。早く車出して』

内村「えー、俺も乗っていいですか？」

『ムリ』

内村「即答！」

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