財閥嬢と執事たち (ページ28)

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元木「まじ部屋戻したほうがいいんじゃね？」

安嶋「起こす？」

黒田「普通に担ぐかなんかして戻せばいいじゃん」

平塚「担ぐって言い方笑」

そう、たった5個しかない懐中電灯を執事も入れたら何十人もいる人たちで回さなきゃいけない

1人1個じゃ絶対足りないから、とだいたい5グループで別れた

それまでは良かったけどお母様がAを頼むわね！なんて言うから一緒にいることに

お嬢様の部屋にもともといればよかったのだろうけど執事である俺らが行くことは恐縮すぎる

だから今みんなで元木の部屋にいる

内村「まあここで寝させるもありだと思うけど」

元木「そしたら俺どこで寝ればいいんだよ」

平塚「湧、床笑」

安嶋「でも起こせねーよな」

決して寝起きが悪いわけではないが夜中は眠いに決まってる

だから起こせないのだ

黒田「連れてくならあじがいいんじゃない？」

平塚「それな、そっちのが安心」

安嶋「じゃあ俺行くわ～」

そう言うあじにお姫様抱っこされて部屋に連れて行かれる

ドアを開ける係としてくろちゃんも一緒だ

安嶋「まじ部屋広いな～」

黒田「あじそーっとね」

安嶋「はいはい笑」

そう言われてゆっくりおろして布団カバーをかける

起きずに移動させれたのだろう

内村「ん？」

平塚「あ、ついた」

元木「眩しく感じるな笑」

安嶋「お嬢様の部屋電気ついてないよね！？」

黒田「ちゃんとでる時消してるから平気！」

そしてこの停電は終わった

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