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『檜山ありがとう！運転手さんもすみません、ありがとうございました』
運転手「いえいえ、お大事になさってください」
『ありがとうございます！』
運転手さんが自動で車のドアを開けてくれた
檜山「俺荷物持つよ」
『いいよ、大丈夫だよ！！』
檜山「んーん、そんなんじゃ持ちにくいでしょ？」
『背負えるし！』
檜山「この距離だよ？逆に持たせて」
そう言ってくれる檜山に甘えて荷物を持ってもらう
鍵を取り出して自分の部屋に入るとその音を聞いたのか数名出迎えてくれた
平塚「おかえりなさいm…って、！お嬢様！？どうされたんですか！？」
元木「うわ！え？！どうされました？」
『檜山ちょっと上がって。なんか手土産ある？』
内村「え！どうされたんですか？？！」
『あ、これいいよね？』
元木「あーお嬢様！！それは俺たちがやりますんで！！」
頭上にあるゼリーを取ると元木にガミガミと言われる
檜山「いや、大丈夫です、！」
『んーん、ここまで送ってもらっちゃって。ごめんね？』
お母さん「何をそんなの騒いでいるのよ…って、え！？」
『もううるさいって』
お母さん「A足どうしたの！しかも、あ、」
檜山「はじめまして、サッカー部の檜山です、」
お母さん「あ、初めまして…」
檜山「僕とぶつかった時に捻られて捻挫させてしまって…本当にすいません」
すごく深々とお辞儀をする檜山
お母さん「いや、いいのよ全然！生きてればなんでもいいから！顔を上げて？」
檜山「…本当に申し訳ないです」
お母さん「いやいや全然！あ、もしかして送ってくれたの？じゃあぜひこのゼリーと、あ、もしかして檜山ってあの洋服の？」
檜山「あ、そうですね」
お母さん「そしたらこんなのじゃ失礼ね！」
檜山「いや全然これで…これでいいっていうか、その、僕が怪我させてしまったので、！」
お母さん「これもよかったら家族で召し上がってください！」
『お母さん、檜山困ってるから』
檜山「…はは、」
お母さん「ほんとに、うちのバカ娘が申し訳ないです」
檜山「こちらこそ、では、これで、失礼します」
お母さん「はい、お気をつけて…」
『檜山ほんとごめんね、じゃあまた明日！』
檜山「うん、じゃ！」
『ばいばーい』
檜山はそのまま帰っていった
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作者名：まあゆ | 作成日時：2020年12月13日 23時
