ヒーロー基礎学の話、轟くん ページ13
お茶子ちゃんと交戦してから数分が経った。
依然優勢なのは私だ。
「あと6分か…このままいけるかな」
「っ…させない！」
そんな時、今までとは比にならない位の爆発音が聞こえた。
それと同時に起こった大きな揺れ。
「……今だ…！」
「へ？…あっ」
爆発音と揺れに戸惑っていると、お茶子ちゃんの手のびらがすぐ目の前にあった。
あ、まずい。
やらかしたぜ。
「しまったァァァァァァァァ！！！！」
「断末魔うるさっ」
浮かされるのと同時に私の断末魔は響いた。
やばいぜ、
浮かされてしまったらもう何も出来ない。
けど核がある場所には飯田くんが居る。
お茶子ちゃんの今の怪我じゃ満足に戦えないはず。
そんな時、再び凄まじい音と、揺れが怒った。
また爆豪くんかいな…って思ってたけど、その爆発音は上から下に、私たちの真下からやってきた。
ﾄﾞｺﾞｫｫﾝ
「いやぁァァァァァァ！！！！」
「だから断末魔うるさっ」
「断末魔うるさいってなんやねん」
突き抜けた床と天井は、私達おも巻き込んで核のある階へと舞い上がった。
お茶子ちゃんは得意の無重力で自分を浮かせ、そのまま核へとタッチした。
つまり、ヒーローチームの勝ちってこと。
飯田くんは何してたのかって？
・
「俺はぁ、至極悪いぞぉ！…何か違うな……ｺﾎﾝ…俺はぁ！」
ヴィランになりきって部屋の隅で発声練習してました。
いや何してんの飯田くん
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夜空 - ツッコミが面白すぎてスクショしようと思った今日この頃 (2022年9月3日 21時) (
レス) @page16 id: 89b4ed43fb (このIDを非表示/違反報告)
ふろふ - とっても面白いです！続きが気になります (2021年8月25日 19時) (レス) id: 392eb7b321 (このIDを非表示/違反報告)
せぶん - 面白いです！これからも更新頑張って下さい！ (2019年9月12日 21時) (レス) id: 9f727afc6e (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - 罪と罰さん» コメントありがとうございます！夢主ちゃんは非力なんです(*´ｰ`*) (2019年8月26日 0時) (レス) id: dd7dbd7113 (このIDを非表示/違反報告)
みなみ(プロフ) - maho369rさん» コメントありがとうございます！轟くん可愛いですよね(*´`) (2019年8月26日 0時) (レス) id: dd7dbd7113 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みなみ | 作成日時：2019年8月24日 20時
