201・理解者様 ページ44
ル「………zzz」
隣でルフィが寝ている。
あのまま寝落ちしてしまったのだ。
風邪をひかないようにと毛布を取り出しかけてあげた。
テントまで運ぶのはまた後ででいいだろう。
今はここに居たい。
この綺麗な夜空を眺めていたい。
両腕で膝を抱える。
膝に顎を載せながら上を見上げる。
満点の空。
と、よく言うが何が満点なのだろうか。
今までそう考えてきた。
薄汚く、夜でも明るい都会の空に星など映るわけもない。
月だけが孤独に光っていた。
それはまるで、自分を主張しているような……。
それともただの目立ちたがり屋なのか。
分かんないけどいいよね。
見てくれてる人が沢山貴方にはいるから。
僕なんて主張しても誰からも見てもらえないよ。
いつもいつも、そんなことを考えては自分に向かって苦笑していた。
つまらない。苦しい。もうやだ。
そんな弱音をはき続けながらも生きていた。
あるドラマでやっていた。
人はことある事に死という言葉を口にする。
疲れた死ぬ。死なないくせに。
もーやばい死ぬ。死なないくせに。
幸せすぎて死ぬ。死なないくせに。
美味しすぎて死ぬ。死なないくせに。
死ぬ。
じゃあ死んでみたら？
……無理だよね？
だって人間の本能がそれを邪魔するから…………。
生存本能。
僕はこれをかつて酷く憎んでいた。
でも本当に死のうと思った時もあったけど……。
あの時は死んでも良かった。
でも僕の［環境］がそれを許さなかった。
………過去のことはいいか。
思い出したくない。それだけで……死ぬ。
死なないけど。
あーあ。
なんでこんなに綺麗な夜空が広がっているんだろう。
僕の心なんてどす黒く汚れているのに。
犯罪者には似合わない空だよなぁ。
ｰAちゃんってさ〜人からよく好かれるよねｰ
人から好かれる体質なんてよく言うよ。
結局みんなどうせ……僕の心なんて理解してくれないくせに。
あ、でも……。
ミホークは………………。
ミホークだけは……………。
貴「……ふふ」
過去を思い出して笑えてきた。
過去も悪くない。
過去なんて嫌なものだと思っていたけど。
案外いいのもあるかも。
貴「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
どんだけ伸ばしているんだ
そんな突っ込みが上空から聞こえてきた。
会いたいんだよ、こんちくしょう。
僕の唯一の理解者様。
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ツバキ(プロフ) - あの、ボルサリーノの一人称は、『わっし』だと思います。あと語尾にちっちゃいカタカナの母音がつきますと思います(？)『わっしは海軍大将だよォ』みたいな？ (2019年7月9日 6時) (
レス) id: 38cae1e3e3 (このIDを非表示/違反報告)
閻魔 - 2つの会話が成立してるwww (2017年3月8日 18時) (レス) id: fbf17d1cd4 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ - お前さん、途中から文章が思い切りぐだぐだになっとる気がするのだが気の所為かね？ (2016年12月17日 11時) (レス) id: a1c8d4e665 (このIDを非表示/違反報告)
uharu1210(プロフ) - パクリじゃん (2016年3月20日 15時) (レス) id: 492b1fee2a (このIDを非表示/違反報告)
いずも(プロフ) - 黒月さん» ありがとうございます！頑張りたいと思ってますが時間が無い、、、ww早くパート6にいきたいものですね (2015年11月4日 19時) (レス) id: 00821acabf (このIDを非表示/違反報告)
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