159・追加書類 ページ1
ーーーー
赤「A、早く起きんかぁぁぁぁぁぁあ!」
貴「……zzz」
ゴンッ
貴「い"っ…だぁ……。サカズキの鬼〜。昨日頑張ったじゃん!もー少し寝させてよ!」
赤「十分寝たじゃろ!?もう8時半じゃぞ!」
貴「………え、マジで!!?」
赤「マジじゃ」
貴「あ"ぁ"ーー!!!ヤバイー!!ボルサリーノォォォォォオ!!!待っててねー!!今行くよーー!!!」
赤「Aっ!着替えんか!」
貴「あ、そうだった!!!」
赤「………ったく」
僕の仕事が始まって一週間が過ぎた。
朝はいつもサカズキに起こされるのが日課となった僕。
大体仕事が始まる8時には、起きれなくてサカズキが勝手に部屋に入り殴って起きる。
そんな感じ。
慌てて支度をして、サカズキに簡単に挨拶をしてから部屋を飛び出す。
ここからボルサリーノの部屋までは少しある。
広い廊下を駆け抜けて、曲がり角を曲がるとそこに扉があった。
なんの躊躇もなく開け放つとすぐに目に入って来たのは机に向かって書類を片付けているのであろうボルサリーノの姿。
滑り込むように部屋に入り、ボルサリーノの机までだっと駆け寄る。
貴「何分遅刻!!?」
黄「昨日より遅かったね。36分遅刻」
貴「あ"ー!108枚書類追加かー!!やだぁー!」
黄「頑張れ〜。はい。これがいつもの分200枚と追加の本当は俺のだった108枚」
貴「くっそ。なんでこんなに書類があるんだよ……」
黄「しょうがないだろ?サカズキが回してくるんだから。あ、文句いったの?」
貴「文句、言ってみたけど2人いるんだからすぐ出来るだろって」
黄「サカズキも酷いな。まぁ俺は凄い助かってるけどね。俺なんか後、138」
貴「な、なんだと……!!?」
黄「はいはい、早くやりな」
貴「ふんっ、すぐ終わらせるも〜ん!」
黄「まっ、頑張ってね〜」
僕とボルサリーノはとある約束をしている。
僕が遅刻をするので、遅刻した時間の分だけ、3倍書類を増やすことになっている。
今日は36分の遅刻だから3倍で108枚。
昨日は28分で84枚だった。
この追加書類は元々ボルサリーノのが片付けることになっている書類から渡される。
僕が遅刻する分だけボルサリーノの負担が軽くなるということだ。
それが解せないので毎日遅刻しないようにと頑張ろうとしているのだが、これがまた無理なのである。
387人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ONEPIECE」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ツバキ(プロフ) - あの、ボルサリーノの一人称は、『わっし』だと思います。あと語尾にちっちゃいカタカナの母音がつきますと思います(?)『わっしは海軍大将だよォ』みたいな? (2019年7月9日 6時) (レス) id: 38cae1e3e3 (このIDを非表示/違反報告)
閻魔 - 2つの会話が成立してるwww (2017年3月8日 18時) (レス) id: fbf17d1cd4 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ - お前さん、途中から文章が思い切りぐだぐだになっとる気がするのだが気の所為かね? (2016年12月17日 11時) (レス) id: a1c8d4e665 (このIDを非表示/違反報告)
uharu1210(プロフ) - パクリじゃん (2016年3月20日 15時) (レス) id: 492b1fee2a (このIDを非表示/違反報告)
いずも(プロフ) - 黒月さん» ありがとうございます!頑張りたいと思ってますが時間が無い、、、ww早くパート6にいきたいものですね (2015年11月4日 19時) (レス) id: 00821acabf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ