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第六話・・・オベンキョォォォ ページ8

朝。


起きれば全て夢だった。


と、いうこともなく、やはり丁寧に修飾された部屋の中でした。


貴方「うむ・・・まだ、皆寝ていますね・・・。」


今はまだ早朝。こう見えて高血圧の・・・ゴニョゴニョ


菊さんと同じで朝から活動を行っているんですよね・・・。


それから少し、考え事をしてから身支度をして、


校内を探検することにしました。




貴方「ルーモス。」


昨日、夜にこっそり教科書で覚えた呪文。


ふふ、魔法って楽しいです。


貴方「図書館・・・図書館・・・。」


新しい本が欲しい。


術を覚えたい。


あぁ、ここから帰ったら、菊さんに自慢しましょう。


貴方「・・・ありました。


ここが図書館ですか。」


大きな入口。


とても・・・吸い込まれそうです。


中には、数名の生徒さんたちが使用していますね・・・。


(Aはコミュ障を発揮した!


貴方「(仕方ありません、また誰もいない日にお邪魔しましょう・・・。)」


と、思っていたのですが。


ジョージ「おはよう!」


貴方「っ!おはようございます。」


後ろから肩を叩かれました。

えぇと、この方は・・・


貴方「ジョージさん・・・?」


ジョージ「わぁお!すげぇや!俺とあいつを見分けたの、お前が初めてだぜ!


・・・にしても、こんなに早く起きて図書館の前に・・・」


何かを察したのか、ジョージさんはニシシと笑った。


ジョージ「よし!じゃぁ行くぞ!」


貴方「えっ?」


ジョージさんは私の腕をつかみ、図書館の中へズンズン進んで行きました。


ジョージ「あー、フレッドはまだ夢の中なんだ!」


私を引っ張りながら、そう言った。


双子でも、起きる時間は一緒ではないのですね。


ジョージ「ふふーん!お前、勉強がしたいんだろー?


Aとあのスリザリンの奴に、俺が先生をしてやろう!」


指をさした方向を見ると、アーサーさんが本を片手に椅子に腰掛けていた。


アーサー「あ、A、おはよう」


貴方「アーサーさん!おはようございm」


ジョージ「さぁーて!楽しい楽しい」


フレッド「授業の!」


「「始まりだ!!」」


いつの間にか、双子が揃っていた。

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作者名:銀色の猫 | 作成日時:2014年8月27日 22時

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