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八人が七人になった頃
俺らは
少なくとも俺は
上の三人が決めた事に反論なんてできひんかった
七人が六人になった時も
やっぱり最初は
上の三人で話がされてて
ある意味事後報告を受け入れる形やった
五人になった頃から
ちゃんと
言葉として変やけど
ちゃんとちっちゃな揉め事がおこせるようになった
そりゃその事でお互い気まずい思いもすんねんけど
今の五人やと
口を開くことさえはばかられるような
揉め事なんてかわいいもんやない大事になる前に
ちゃんとお互いの思いを知れるようにはなったと思う
ずっと
個人としても結果残してグループに還元せなあかんて思ってたけど
今は
グループと俺の間にいい距離感があるように思う
どっちの自分も自分でしかないけど
どっちの自分もライバルってか一番気になる存在で
他のメンバーに対しては
ええ仕事や生き方してたらスゲェって心の底から思うけど
けど悔しいとか負けとれへんなとは思わへんよなった
それぞれがそれぞれのやりたい事を突き詰めていけばええと思えるようになった
ライバルやなくて
グループとしては同志で
個人としては同士
そんな感じ
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作者名：UTA
| 作成日時：2024年2月3日 17時
