今日:4 hit、昨日:8 hit、合計:42,652 hit
小｜中｜大
22 ページ22
「あっ悪い悪い」
「どうぞ上がって」
そう言うて片足だけ下がると
「お邪魔します」
ってAが言うて俺の横をすり抜けるように入って来た
当たり前なんやけど「ただいま」やのうてそう言われて少しだけ傷ついて
分かっとったけどペコリと頭を下げてから入って来たことにやっぱり少しだけ傷ついて
けどAから香る柔軟剤の匂いが俺んちとおんなし事に少しだけ安心して
ドアを閉めてロックしたら靴脱いどるAを振り返る
あん頃とおんなしように隅っこに横向きに靴脱いで上がるんをぼんやり見とったら
「洗面所借りてもいい？」
ってAが聞いてきた
「そんなん聞かんでもつこたらええがな」
そう俺が言うたら
「･･･一応･･･礼儀として？」
って言いながら洗面所に向かうA
「･･･礼儀･･･なあ」
そう呟いた俺はやっぱり少しだけやのう傷ついてた
ラッキーナンバー
8
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 200人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「関ジャニ∞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：UTA
| 作成日時：2021年1月24日 22時
