今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:42,669 hit
小｜中｜大
17 ページ17
空になった皿の写真を撮ってメッセージも付けずにあいつに送った
Aは仕事中なんか既読にはならへんかったけど
もう一度頭を下げてからテーブルにスマホを伏せた
悩みが無くなったわけでも
不安が消えたわけでもあらへんけど
澱のように溜まっとった恐怖は少しはマシになった気がして
ぬるめのお湯はった風呂にゆっくりと浸かってから髭をキレイに剃る
冷蔵庫覗いて確認してからたつに教えてもろたスーパーのサイトをポチポチ
悩むこと無く食材を選んで送信
届くまでの間に髪を乾かして部屋に掃除機をかける
暫くしてコンシェルジュから食材が届いた連絡が入ったから
万が一を考えて受け取って玄関前に置いといてもらう
インターフォンのモニターで誰もおらへんの確認してから荷物を取り込んだ
ラッキーナンバー
8
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 200人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：UTA
| 作成日時：2021年1月24日 22時
