今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:42,670 hit
小|中|大
15 ページ15
あかんわ
飲みすぎて昨夜の記憶があらへん
何でスポドリが冷蔵庫に入ってんの?
わけわからへんまんまスポドリ取り出して
IHの上に置かれた鍋に気がついた
俺なにしたかってんやろ?
そう思いつつ鍋の蓋を開けたら
まだ湯気が上がるポトフが入っとって
えっ?!ってなって
視線をリビングに移したら
ソファーの隅に昨日着てた服がきちんと畳んで置かれとって
俺は慌ててスマホを開く
焦る気持ちからか震える指先でタップした画面には
Aの名前と赤い丸に挟まれた
『電話もらえて嬉しかった』
の文字
「・・・電話・・・って」
そう呟きながら画面を開くと
今のメッセージの右上に受話器のマークと普段の俺には考えられへん長い長過ぎる通話時間
ほんま俺なんしとんねん
スマホ握りしめながら文字通り頭を抱える
ラッキーナンバー
8
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
200人がお気に入り
200人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:UTA | 作成日時:2021年1月24日 22時